3月に全国6ヶ所で開催されている




岡山公演に行ってきました。




日本を代表するピアニスト、辻井伸行さんと同じくヴァイオリニストの三浦文彰さんが読売交響楽団との超有名協奏曲のコンサートということで、発売と同時にチケットを取りましたが、1階席の後方になりました。




チケットは6ヶ所とも全て完売。


これだけの演奏を地方で聴けるチャンスって滅多にありません。


演目は




チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲、三大(四大)ヴァイオリン協奏曲の中で個人的には最も好きな曲。

昨年のテレビドラマ「リバーサルオーケストラ」で主人公の門脇麦さんが取り組んだ曲です。


ラフマニノフピアノ協奏曲第2番もピアノ協奏曲の中では大好きな曲の一つ。

浅田真央さんがソチオリンピックのフリーの曲として使い、ショートの失敗するもフリーの完璧な演技は感動そのもの。

ラフマニノフのピアノ協奏曲の成り立ちとも見事にマッチング、記憶に残る演技でした。



この名曲をこの2人のソロリストに加え読売交響楽団の演奏、とても楽しみにしてました。







クラシックに限りませんが、いかにいい曲でも演奏がダメだと駄作になりかねません。


落語も顕著であるように如何にいい演奏を聴けるかが大きなポイントです。


本当にいい演奏に触れた時は本心から感動が湧き出てきます。

めっちゃ感動しました。

何度でも何度でも聴きたくなる素晴らしい演奏でした。



アンコールは二人のソロリストであったので、多分辻井さん伴奏の三浦さんがヴァイオリンの何かの曲を弾いてくれると思ってましたが、案の定。


モンティのチャルダッシュ。

多分クラシックのファンでなくてもああ、この曲と思うとても有名な曲です。

特に後半部分の速い部分は運動会などでも聴いたことがあると思います。


クラシックは私たちの生活の中に深く溶け込んだますが、タイトルがわからない曲がとても多いです。

この曲もその代表でしょう。


ピアノ伴奏でヴァイオリンのソロというパターンが多いのですが、今回は三浦さんが弾こうとすると、チェロ、ビオラが横取りするというような演出もあったりで、結局ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ビオラの四重奏という素敵なアンコールになりました。


至福の時間でした。


4月前半は東京です。