今回の東京は「のだめコンサート」のために来たと言っていい。

二ノ宮和子さん原作の大人気アニメ「のだめカンタービレ」

2006年にドラマ化され大ヒット。

それ以来、原作の取材協力もされた茂木大輔さん自らの企画により、「生で聴く"のだめカンタービレ"の音楽会」を企画、その数100回を超え人気が衰えることなく継続中。


今回は5000人収容できる東京国際フォーラム、ホールA。

JR有楽町駅に直結、東京駅までも歩いて10分かからないアクセスも非常に良い。


演目はもちろんのだめカンタービレで使用された超有名曲ばかりを16曲も


途中休憩を挟み3時間




その中で前半の4曲目、

のだめのドラマではエンディングに使われた曲で、学園祭でのだめがマングースの着ぐるみでピアニカを弾きながらSオケのみんなと一緒に演奏するガーシュインのラプソディインブルー。

クラシックの域を超えジャズの要素を存分に取り入れた楽しい曲だ。


上のプログラムにあるようにシークレットゲスト

とある。

誰?


この曲で私が一番好きなのは、角野隼人さん。


下記映像は2022年末、サントリーホールでの佐渡裕さん指揮のものだ。


途中ピアニカを弾かながらの演奏があったり、バラードの部分は毎回アドリブだ。

大好きな大好きな演奏です。


私は角野隼人さんのこの演奏を聞く為なら少々無理してでも行きたいと思っていた。


しかし、角野隼人さんは現在全国ツアー中。

前日は福岡、次の日は岡山。


なのでまさか角野隼人さんとは夢にも思っていなかった。


それがえっ!うそ!まさか!と思わず声が出てしまった。


会場の拍手も一段とまし、今回のコンサートで唯一、ブラボーの声が。


まさかまさかのシークレットゲスト。


この曲を聴いただけで東京に来た甲斐があった。


もちろんそれ以外の演奏ものだめオーケストラの皆さんを中心にとてもクリアで素敵な演奏でした。

後半はオペラもあり、あの超有名曲、モーツァルトの「魔笛」から「夜の女王のアリア」

ソプラノの超高音を回しながら歌い上げる聴いたらあの曲か、と思うやつ。

今回は川越未晴さん。


アラカルト的に有名な部分、楽章だけを数多く演奏するコンサートも私は好きだ。


のだめで有名になった、ベートーベンの交響曲7番も、第一楽章と大変盛り上がる第四楽章。


最後はプッチーニの「私のお父さん」

この中でヴァイオリンのソロ部分があるが、コンマスの方が演奏。

めちゃくちゃ美味かった。

あとで指揮者の茂木さんもあの音色には痺れたと言われていたが、誰だろう?

ドイツから帰ったばかりと言われていたが。

普通プログラムに紹介があるけど今回はかいてなかった。


観客は6割以上が女性。

やはりのだめのドラマをリアルタイムで見ていた年代が多いように思われた。


とても素敵な時間でした。



そして今日25日、すでに岡山に帰っています。

今日は角野隼人さんの全国ツアーの岡山公演です。


2日続けて角野隼人さんのコンサートとは嬉しすぎです。