<春雨の歴史>
「緑豆春雨」と「いも春雨」の違いを知っていますか?
春雨(はるさめ)と言えば中華食材ですが、
今ではサラダや和物、汁物、鍋物と家庭料理にもよく登場する食材です。
本場中国では「粉絲(フェンスー)」と呼ばれ、約1000年前から食されています。
日本には鎌倉時代に精進料理の食材として輸入され、昭和初期に国内製造が始まりました。
「春雨」は日本での呼び名で、春雨の生地を機械に入れて、小さな穴から出てくる様子が春の雨を思わせたところから命名されたのだとか。
緑豆春雨は主に中国産ですが、緑豆の生育が日本の気候に向いていないため、国産春雨は主にジャガイモやさつまいもの澱粉から作られています。
タンミョンと呼ばれる韓国春雨は、サツマイモのでんぷんを原料にしています。
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2018/04/post-2040.html
<緑豆といもの違い>
特徴は、
緑豆春雨:熱に強いので、火を通しても煮崩れしにくい。腰が強く弾力もある。
いも春雨:緑豆春雨より熱に弱く、伸びやすく崩れやすい。熱に弱いぶん火が通りやすく味が染み込みやすい。
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2018/04/post-2040.html
<薬膳的な違い>
薬膳的には、
緑豆:体の余分な熱を取る。体を冷ますので夏バテ対策に良い。解毒にも優れ、食あたりやむくみ解消にも役立つ。
じゃがいも・さつまいも:胃腸を丈夫にし、元気を補う作用がある。
(薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖より)
「緑豆春雨」と「いも春雨」は
食材の特徴や薬膳的特性を上手に考えて使い分けてみてください!
<オススメ商品紹介>
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