先の日曜日に

当薬局が所属している会の

支部会というのがあり、

違う支部の会員店で

スポーツファーマーシストとして

活躍されている先生の

お話を聴く機会がありました。


スポーツファーマーシスト

というのは

最新のアンチ・ドーピングに

関する知識を持っていて、

薬の正しい使い方を相談できる

薬剤師のこと。


ドーピングといえば、

先日も

陽性反応が出た

競泳選手が

大会への派遣を取り消された

という報道が

ありました。


医薬品と違い

サプリメントでは

パッケージに記載されている成分

以外のものが入っているようなことも

よくあるようで、

気を付けないと

うっかりドーピングの危険は

結構な頻度でありそうです…。


未病を予防する目的で使用する

漢方薬や滋養強壮剤、ビタミン剤などは

医薬品:治療薬

サプリメント:食品

というように

はっきりと

区別が付けられない

ようなところがあり、

トラブルになりやすいかも

しれません…。


通常、

医薬品は

病気の治療に使うもの、

サプリメントは

食事からの

栄養補給を

十分にやっていて、

それでも足りない部分を

補うものですね。



サプリメントについては

大塚製薬、味の素、明治、Real Style

という会社の商品で

日本アンチ・ドーピング機構(JADA)

が認定商品として承認しているものが

あるとのことですよ ^ ^



どんどん進化していく分野で

日々アップデートされるルールに

常に対応できる状態でいることは

大変なことです。


普段よく取り扱っている漢方薬も

禁止物質に含まれるものがあることは

知っていましたが、

これまでは

一般の薬局では

あまり関わることは

なさそうだと思っていました。


でも

ネットを通じて相談されたりすることも

あるような昨今では、

信頼できる情報を入手する

手段くらいは

きちんと確保しておく

必要を感じました。




ドーピング防止規則違反の対象薬物には

・常に使用禁止

・競技会時に使用禁止

・特定競技において使用禁止

などの区分があり、

・治療目的使用での除外(要申請)

などの規定もあるとのこと。


知識が足りないという理由で、

闇雲に

薬やサプリメントは危険

であるとして、

必要があっても

使うことを躊躇って、

かえって健康を損なったり、

享受出来る利益を損なう

ということがないといい

とも思いました。



ダウンロードできる
ガイドブックも