読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1413ページ
ナイス数:13ナイス

「敗戦」が色濃く残る時代の世の中をどう捉えていたか。労働者、学生、沖縄、民衆。死を覚悟してまで矛盾や疑問に立ち向かう人びと。暴力をすべて正当化は出来ないと個人的には思うが、果たして絶対悪であったか?こういった資料も、偏った読み方をすると危険だと感じる。
読了日:10月30日 著者:竹内静子

激動の時代を生きた女性についてそれぞれ簡潔に書かれていて、この人のことはもっと詳しく知りたいなとか、知るきっかけ•調べるきっかけになる本だと思う。私が特に惹かれたのは、井伊直弼の義姉•充真院、桂小五郎の妻•幾松、鍋島栄子、奥原晴湖、鈴木よね、など。
読了日:10月27日 著者:楠戸義昭,岩尾光代

特に興味深かったのは、日野原重明さん、嶋中鵬二さん、磯村尚徳さん、チーリスク神父との対談。死への尊厳、三島由紀夫の頭の良さ、フランス文化、日本のマスメディアを毒する3つのS、広島で被曝したドイツ人神父、など。
読了日:10月12日 著者:鈴木治雄

ホラーと知らずに読み始めて、「老猫」でやっと、ん?と引っ掛かった。続く「介護の鬼」は生きている人間の方がよっぽどこわい。。「コール」「押入れのちよ」「木下闇」「しんちゃんの自転車」が好き。
読了日:10月9日 著者:荻原浩

まずなにより浅田さんの波乱万丈な半生に驚かされる。環境に適応する能力に長けていらっしゃるのかなー。いろんな職業の方との対談でとても読みやすく、そしていつでもポジティブな言葉たちを選んで話されているからか元気をもらえる。「言葉を扱う職業」に誇りを持っているのが伝わるのが素敵だと思う。
読了日:10月8日 著者:浅田次郎
読書メーター
今月は芝居のため
学生運動関連の本ばかりに
なりそう。
合間に小説とか読めたらいいなー
茜