ももことアカーネーZ | 井坂茜ブログ!あかねこ★進化論*。



読み合わせの時だったかなー?
脚本の西川大貴くんが、

全員が全員、実在の人物ではなくて。
たとえばたまたま入った
コンビニの店員さんが、
尾瀬さんの夢の中では川上さんとして
登場したり、みたいな。

って、言ってたんですよね。

それで、私が最初に
自分の役について考えたのは
街ですれ違った女子高生二人組、
しかも「超ムカツク~!」
みたいな話し方の(笑)

尾瀬さんが芸能の仕事をしてるから、
街ですれ違っただけの彼女たちが
脳内ではアイドルになってる、
的なイメージでした。

アイドルってにこにこしてるけど
本心では何を思ってるか
わからないじゃないですか(笑)

人間だから、絶対
にこにこしたくない時もあるだろうし。

だから「超ムカツク~!」な子が
にこにこアイドルソングを歌う
それ自体が、「皮肉」みたいな。

ということは私の役は
全然尾瀬さんとは接点がなく…
「無責任なやさしさ」の歌終わりに
尾瀬さんが
「なんなんだ、あんたたちは!」
っていうのもわかる。

けど、

本番3日目にして、
それが変わってしまいました(笑)

出番前の袖中で突然、
「尾瀬さんが昔プロデュースしたけど
全く売れずに消えていったアイドル」
という設定が生まれたのですー!

尾瀬さんが「いいね!いいね!」
って言ってたのに、
結局ダメだったわたしたち。

まさしく「無責任なやさしさ」!

しかも歌い終わったあとの
「なんなんだ、あんたたちは!」
…そう、やった方は覚えてないんです。
みたいな。

でも、尾瀬さんの心のどこかに
「罪悪感」とか「後悔」として
残っている…そんな存在。


、、、という、私の壮大な妄想(笑)

この設定にするまでは、
お客さんへ対して「皮肉」を
訴えるパフォーマンスだったのですが、

この設定にしてからは、
客席へ向けてはいるんだけど、
それがぐるっと回って
尾瀬さんに突き刺すアプローチに
変わっていきました。

「お前のせいだぞ」
っていう(笑)
結構こわい歌になってた(笑)

でも、
そうするとラストシーンでは
こんな私の存在も尾瀬さんの一部で、
許す、とか、許さない、ではなく
過去も愛しく思える日が来るよ、的な
だから今を前向きに生きようね、的な
そんな気持ちで出ていけました。


そんな感じ!

皆さんがわたしたちを
どう捉えて観てくださったのか
とっても気になる…(#^.^#)

あ、アンケートは全部
読ませて頂きましたーー!♪

中に、私のことを
「AKBのまゆゆに似ていた」と
書いてくださった方がいらして(笑)
恐れ多くもとっても嬉しかったです!
あの、ザ・アイドル感を
目指していたところもあるので(^_^)v



↑ありちゃん(渡部光夏ちゃん)が
撮ってくれたグラビア写真(笑)


このとっても可愛いお衣裳は、
相方の大泰司桃子ちゃんが、
お友だちの本物のアイドルさんから
借りてきてくれたものなのですー!

お花だらけで、
色使いも蜷川みかさんみたいで、
ほんとにテンションの上がる
素敵なお衣裳でした♡♡

あっ、もちろんこちらも…


また違う意味で、
テンション上がりまくりでしたwww
こっちの衣裳の方が
写真たくさん撮ってますwww

「スカンクとカメムシのうた」も
お客様に楽しんで頂けてよかったー!


以上、アイドルの謎ネタバラシ?
でした(*^_^*)