レコードから針をはずして。 | 井坂茜ブログ!あかねこ★進化論*。
陽なたpresents
『emptyrecord -からっぽ-』

終演しました…
沢山の方にご来場頂き
本当にありがとうございました(*^_^*)




緻密で、丁寧に作られているのに、
こんなにも柔軟に日々姿かたちを
変えてしまう作品ははじめてでした。
例えるなら、「水」の様な芝居。
器にぴったり寄り添って、
満たされるかたちになる、そんな感じ。

私はどちらかというと
頭が固い方だと思っていて、
だいたいいつも、
最初に生まれたイメージで貫いて、
後からそれに付けたしたりはしても、
それが180度変わることって
ほぼないのですが、

今回は自分でもビックリするほど
「そのとき生まれたもの」を
素直に受け入れて発信していた
感覚があります。

今までももちろん、
本番ではじめて発見する感情とか
あったのですが、
稽古でやっていないことをするのって
とても勇気と技術がいることなので
出来ずにいた、と言いますか…

でも、演出の丹宗さん、
脚本の大貴くんが、
いい意味で役者に投げてくれていた。
そんな信頼感があったので
自由になれたんだと思います。


前回の陽なた『オリーブ』に
出演させて頂いてから、
ずっと送っていたラブコール。
それには理由があって、
私ものすっっっごく
「陽なた」が好きなんです。

丹宗さんの人柄なのか、
集まる人たちがみんなやわらかい。
たぶん、カンパニーの中で
私が一番短気だと思います(笑)
ほんとに皆さん穏やか。

だから作品はもちろんですが、
稽古場も、楽屋も、
とってもあたたかいんです。

ご覧になった皆様にも
心に残るあたたかさ、やさしさを
お届け出来ていたら嬉しいなあ。


敬愛するキャスト、スタッフの皆様、
そして一緒に「共有」してくださった
たくさんのお客様
ありがとうございました(*^_^*)


お写真載せていきますー!




井坂茜