中二病
Wikipediaによると
思春期の少年が子どもから急激に大人になろうと無理に背伸びをして、
「(子供の価値観での)大人が好みそうな格好のいいもの」に興味を持ち始め、
「子供に好かれそうなもの」、「幼少の頃に好きだった幼稚なもの」を
否定したりするという気持ちが要因である。
(中略)
多くの場合、初期の意味である「自分を特別視」し、
「中学2年生くらいの世代の好みそうな趣味・嗜好」
を持っていると言う意味をさす。
のだそうだ。
20歳を過ぎると、「あのころの感覚」というと誰しもが
あ~なつかしいなぁと思いだすのではないだろうか。
伊集院光、言い得て妙とはこのことだ。
みんなに共有するイメージではないのだろうが、
楽しかったこともあり、つらかったこともあり...
身体も能力もある程度大人なのに、全然世の中のことを知らなくて
成長期の体が軋む現象が心に起きているような感覚。
中二病。
医療に携わるものとしては簡単に「病」とか言ってほしくはないけれど
でも、中二の自分が「簡単に『病』とか言うな」という大人を見たら
きっと力の限り文句を言うと思うので、この際ここにはこだわらない。
それと同時に思いだすのは20歳のころ。
あのころは尖がってたな~私、と思いだす。
20歳のころを多くの人が懐かしむのかどうか...はともかく、
私には「大二病」にもそれなりに思いだされるものがある。
「二十歳のころ」という本がある
色々な分野で活躍する(←陳腐な言い方!)人たちが
どのような二十歳の頃を過ごしていたか、を二十歳前後の大学生が
インタビューしてまとめるというものだ。
キーワードは「二十歳」。
二十歳の聞き手に対して
二十歳のころを回想する受け手。
二十歳のころの体験が後々人生を左右するという
コンセプトなのであろうと思う。
今の若者たちは、中二よりもはるかに大人になったはずの二十歳前後に
目いっぱい労働することもなく、結婚したり出産したりすることもなく
「学生」として過ごす人が多い。
多くの人は高校を卒業した時点で「大学・短大・専門学校で
テストのための勉強なんかしたって社会では役に立たん」
「もっと大事なことを学べ」とかあいまいなことを言われたことが
あるのではないだろうか?専門職を目指す人でない限り。
明日はどうなるのだろう?
就職したら、どんな業界に行くのかも分からず、
やりたいこともそこまではっきりと見つからず...
無駄と役に立つの区別がつかない二十歳のころ。
私がそんな時に読んだ一冊だ。
色々な人の話を聞いてむしろ「自分は自分」と思えたし、
無駄なことなんて何もない。目の前のことを一生懸命やろうと思えた。
思い出の一冊です。