オトナたちが雑談をしていると
しばしばあの子は気が利くとか
あの子はちょっと気がきかないわねぇとか
しばしば若者の評判話に花が咲く。
私はまだまだ下っ端なので、
間違いなくオトナたちに批評される側にあるのだけれど
「興味を持ったことは考え抜く」という
ささやかな信条をもってすると
「気が利く」ってなんだろう??
ということが気になって仕方がない。
なぜならば、私の仕事はたぶん実績にプラスして
「気が利く」ことが求められていて
それは業績のように査定できるものではないので、
「あの子はまぁまぁ気が利くわね」といわれるような
たち振る舞いをしなければならないのだ。
別に、「人の評判」などというものにそんなに興味はないが、
オトナをして直感的に「気が利く」と思わしめる要因は何なのか?
卑近な例として、職場の部屋のごみがいっぱいになって、
私としてはそろそろごみ捨てをしなきゃなぁと気になっている場合。
タイプ1:
全く気にせず部屋でご飯を食べてお茶を飲み、仕事をしている人。
こういう人を見ると「あぁ、この人は気にならないんだなぁ」と思う。
家事経験が浅いのか、気にならない性格なのかはともかく、
仕事の能力はともかく、生活面では「気が利かない」と感じる。
こういうことが度重なると「言わなきゃ分からない子」
「最近の若い子はねぇ」と言われる原因になりかねない。
タイプ2:
掃除当番表のお当番さんを確認している人。
「あ、あの人もごみを気にして確認しているんだな」と思う。
その人がなぜそういう行動や振る舞いをするかを私が解釈でき、
しかも見ている側(私)にとってその行動は理にかなっていると感じられる。
行動を通してその人の考え方がわかった気がして共感する。
ただ、現段階では自分で行動を起こしていないので
「気がつく子」ではあっても「気が利く子」ではない。
タイプ3:
新しいごみ袋をもってきて交換しようとしている人。
やらなくちゃ、と思っていたことを口に出さなくてもやってくれる相手に対して
「やろうと思っていたことを先回りしてやってくれる、気が利く人!!」と思う。
しかも気がついたことに対する行動力があってさらにすごいとも思う。
自分が忙しい時にこういう行動をとってくれる人は、
まさにかゆい所に手が届く、「気が利く子」だ。
タイプ4:
さらには、今週の当番さんに「ごみ溜まってるよ」と伝えている人。
「あの人は私と同じことを同じ目線で気にしていて、
しかも私にはできない種類の行動をする人!」と思う。
こういう行動ができる人は、場当たり的な対処ではなく
組織に必要なシステムが潤滑に回るように行動している点が尊敬に値する。
ただ、度が過ぎると本業ではないことで声を大にして騒ぐ人になったり、
自分では何もやらずに文句ばかり言う人になったりして、
「気が利く人」から「小うるさい人」「こまったさん」になる可能性もある。
要はバランスだ。
「気が利く人」は周囲をよく見て、まずは色々なことによく気づくこと。
次に自分は気にならなくても「周りの人が気にすること」に敏感であること。
最後に、場当たり的に対処すべきかシステムを見直すべきか、
その重要性を判断してとるべき行動を決められる人。
そんな感じにふるまえばよいのかな?と思う。
ここまで書いて、結婚生活もこれが大事なのかなぁと勝手に想像。
ダーリンと私は「気づくポイント」がだいぶ違うので
お互い相手をタイプ1と思っている感がある。
しかも、気の置けない相手だし、毎日のことだからついつい
過度なタイプ4になって「ちょっとあれやってよ」と言ってしまいがち。
お互いタイプ2とタイプ3を切り替えて生活していけたらなぁと思います。
あ、今度このタイプ分けをダーリンに見てもらおう。
そもそもこれに共感してもらえるかどうか...