本が好きになったのは、単純に親の誘導だったように思う。

お小遣いとは完全に別に、本はいくらでも買ってもらえたのだ。

ただし、もちろん漫画以外だけど。


あと、うちには山ほど本があった。デザインの本とか、

写真集とか、画集とか、詩集とか、哲学書とか...

何となく見たり触ったり開いたり嗅いだりするだけで

楽しい本がいっぱいあった。


それと、2~3年に1回くらい「本を買う日」というのがあって、

家族で八重洲ブックセンターに行くのだ。

本屋さんに着くと各々の興味あるフロアに解散し、

数時間後くらいに再集合。パパが会計をしてくれるのである。

八重洲では、本をたくさん買うと喫茶1品無料券をくれる。

本でいっぱいの紙袋をいくつも抱えて、

家族でお茶を飲んで家に帰るのがうちの文化である。


一人暮らしになっても、家計に一番響くのが書籍代...

でも、生活の心の安定剤になっている。

一人暮らしになってからは、家ではだめだったマンガも

読むようになった。面白いマンガもけっこういろいろある。


最近の一押しは山田玲司著の”絶望に効く薬 -one on one-”。

作者がいろいろな著名人に会いに行って、インタビューをする、

インタビュー形式のマンガだ。

インタビューの切り口はエコとか音楽とか在野精神とか...

最近個人的に気になっていた人がどんどん出てきて、

著者に共感したのがきっかけで読み始めたけれど、

なによりインタビューを通じての著者の変化が面白い。


悩める著者が、いろいろな領域でonly oneを確立している

人たちにインタビューをし、疑問をぶつけては圧倒され、

考えをかき乱されて、先へ進んでいく。

そんなinterviewerのマンガだ。


この人のインタビューを聞いてみたい、という

intervieweeで選んでも面白い。

最近のお勧め本である。