
現在作成中の横須賀女子海洋学校校歌の歌詞について解説します。
プロジェクトの詳細については、紹介ページを参照してください。
横須賀女子海洋学校 校歌
作曲・編曲:小森茂生(ハイスクール・フリート劇中楽曲)
二次創作 作詞 山口・A・二郎
Cevio歌声データ制作 あっとま
DTM演奏 Coda Studio https://coconala.com/users/1391134
1
開化の調べ 黎明の岬
海の学び舎に リンと響く鐘
ここに契りし魂 わだつみの姉妹
七つの青 皆 目指して
錨をあげよ
いざ進まん いざ進まん
真白き波あげ凛々しく
いま唱わん いま唱わん
歴史と明日の歌を
2
我らは進む 蒼海の世紀
明日の産声を 守り抜く誓い
千の波打つ嵐も 共に手をむすび
鍛え学びし我らに
行けぬ海なし
いざ守らん いざ守らん
万国海路の朝焼け
いま唱わん いま唱わん
勇気と愛の歌を

最初に言いわけじみたおはなし…
「校歌って事は、学校の名前が入るんだよね?」
と、数人の友人に聞かれましたが、この歌詞には横須賀女子海洋学校の名前が入っていません。
理由は簡単で、メロディーの中にうまく学校名を落とし込める部分が見つからなかったからです。
もうひとつ、ごく稀な例ではありますが、学校名が入っていない校歌もあり、自分が通っていた中学校の校歌が正にそれでした。
そんなわけで、今回の校歌の歌詞には学校名が入っていません。
とは言え、校歌らしくするためにまず最初に心がけたのは、場所の説明です。
超有名な校歌の歌いだし『都の西北』のように、校歌ではその学校が建っている場所を謳いあげているパターンが多いので、それにならいました。
横須賀を含む三浦半島全体を、開化の調べ(文明開化のメロディー)が始まった場所=黎明の岬と称してみました。
続いて、海に生き海を守り海を行くブルーマーメイドの誓いの元に集まった彼女たちをわだつみの姉妹と表現してみました。
わだつみは日本神話に登場する海の神の名前です。
七つの青は、世界の七つの海を指すわけですが、これはテレビアニメシリーズのエンディング『Ripple Effect』からの引用です。
一番の最後の歌詞、歴史と明日の歌をは、テレビシリーズのオープニング曲High Free Spiritsの歌詞『未来と過去が交差する100年目の歌』を意識しています。
その他、この校歌の一番の歌詞には、テレビアニメシリーズのメインキャラである艦橋メンバーの名称や愛称を忍び込ませています。

出来ればこんな感じで二番以降の歌詞に他のキャラの名前を織り込んで行きたいと思ってはみましたが…
晴風の乗員は全員で31名。さすがに入れ込むのは無理なので、一番に主要メンバーである艦橋要員を入れるのみで留め、二番以降に名前を入れ込むのはあきらめました・・・
二番の歌詞については、学校の教育方針について謳うとともに、出来るだけ原作となるアニメ作品からの引用を行なうように心がけています。
蒼海の世紀とは、ハイスクール・フリートの原案・脚本である鈴木貴昭先生が原作となる架空海洋戦記マンガのタイトルです。
この作品 蒼海の世紀-王子と乙女と海援隊-は、坂本龍馬が暗殺されなかった幕末を経て女子海援隊が活躍する明治時代を描いており、ハイスクール・フリートの世界は、この蒼海の世紀の時代から数十年後の世界という設定となっています。
校歌二番の歌いだし、我らは進 蒼海の世紀は、女子海援隊の活躍した明治時代から数十年の歴史を重ねて、遂に彼女達が目指していた蒼海の世紀が実現した時代を我らは生きていくのだ的な意味だと思ってください。
明日の産声は、テレビシリーズのオープニング曲High Free Spiritsの歌詞の一部『世界が待ってる明日の産声を』が、めちゃくちゃカッコイイと感じて引用しました。
続く千の波打つ嵐もという表現も、同曲の『千の波に 呑まれた心じゃ 君さえ守れない 』からの引用です。
校歌であることを意識して、教育と鍛錬によって、千の波の困難をも越えていく力を得ていくのだという意味をこめています。
我らに 行けぬ海なし…劇場版で、宗谷真冬姉さん率いるブルーマーメイドが敵地に突入する際に「我らの行けぬ海は無し」と言うのですが、この一言には元ネタがあるんじゃないか?という発想。真冬姉さんは横女のOGであり、突入の際に校歌の一部を引用した…との妄想です。
以上、思い出すままに歌詞の解説を上げてみました。
ご質問、ご意見等ございましたら、ぜひともお聞かせください。
よろしくお願い致します。