レスミルズ好きの皆さまこんばんは。
このシリーズではだいぶ久しぶりの更新となります。
久しぶりのコロナ禍から解放されたゴールデンウィーク楽しんでますでしょうか?

さてお久しぶりとなったこの神曲アーカイブスですが、おさらいとしていいますと、レスミルズブログラムで起用されている楽曲についてこれはテンションが上がる、またはマニアな人気のある、はたまたかかることが困難なレアであることを題材に取り上げ、楽しくそして検証・解説していくシリーズであります。

本題にはいるその前に、ボディコンバットにおいてはその趣味嗜好によって色んなタイプのコンバッター(コンバット参加者)がいます。
そこのインストラクターではなく、作成者の動画振り付けをパフォーマンス含めて完コピすることを至上とする完コピ主義者やコリオを違うものにアレンジしてしまうアレンジャーなど。
その中でも、『跳ぶコリオ』にみいられた人々は『ジャンパー』と呼ばれます。
さらにいうとジャンプニーのコリオに命を懸ける人たちを『ジャンプニスト』と呼びます。

コリオのなかでも最も派手で華のあるコリオですが、反面その体力の消耗度も激しく、果てには公式以外のところでも体力尽きるまで跳んでしまうチキンレースを演じてしまいます。

そんなジャンプニストにとってやっておきたい伝説のナンバーというのが存在します。
これはとにかく跳び膝、跳び膝の連続でまさに体力と気力の勝負なのですが、その代表格となるのが『BC27-7 So what?』と今回紹介します曲です。

その曲とは

BC19-7  The prophet『Tempo  』https://youtu.be/z_Nj2uDnQx0 



でございます。

ゴリゴリのハウステクノで展開されるこの楽曲は随所に入ってくる『テンポ~』の掛け声と『タタータ、タタタ、タタタタタン』のリズムとりが楽しいナンバーで、リズムもかなりのハイパースピード。
その速さゆえにコリオも速さとリズムとりのタイミングが難しいナンバーです。

左右のコンバットスタンスで1セットずつ繰り返すのですが、セットの流れとしては大まかに3つになっています。

まずひとつめはジャブ、ジャブ、アセンディングエルボーの基本コンボから始まるシークエンス。
ここに最終型として左右のディセンディングエルボーを追加することで1パターン終了。

2つ目は膝蹴りのコンボ。
左ニーキック+右ニーキック+左ニーキック✕2しながら前進していきます。
そのあとはジグザグにバックステップしながら両手をかかげて『テンポ~』と叫びながら帰ってきます。

3つ目はアッパー&エルボーのコンボ。
左右のアッパー✕2からの左サイドエルボー2回がコンビネーションですが、このサイドエルボーは上と下にうち分けていきます。
このコンボを2セットのちに、また2つ目のコンボが入ります。

そして最後はオーラスとなるデコイターンの連続16カウントからのシングルニー20連発で〆となります。

この流れが1セットですがこれをスタンス違いでもう1セット繰り返して終了となります。

はて?これだけをみると何故に伝説なのかとお思いでしょう。
確かにコリオ自体は今のシリーズの強度からしたら全くぬるいくらいです。
そうこのコリオは正式にはこうなんですが、このナンバーはアレンジが加わることでガラリとその様相が変わるのです。

いわゆるこれまでのシリーズで私が紹介してきたエクストリームチャレンジなのですが、それがむしろフォーマットになっているんですね。

しかも鬼強度に(笑)

そのエクストリームチャレンジですが、これは通常と鬼強度と2つあります。
通常アレンジであれば、オーラスにやってくるシングルニー✕20、これを全弾ジャンプニーに置き換えるという代物。
20連続ジャンプニーの破壊力はそれだけでもかなりのものですし、両方合わせたら40連発ジャンプニーの未知の世界となりますね。
さらに鬼強度バージョンでいくなら2つ目のコンボの膝蹴りを全てジャンプニーに置き換えるパターンも。
つまり文字通り全弾ジャンプニーとなるわけです。

俺ジナルコリオですがこれはスタンダードでもある通り2つ目のコンボあとのシャッフルバックでの『テンポ~』にあわせてのポージングは必須事項です。
あとはシンセビートにあわせてのパフォーマンスも面白いですが、ジャンプニーからの回復もあるのでよほど体力が残っているときでないと厳しいでしょう。

今回のナンバーの醍醐味はいかに限界チャレンジするかになってきますので、もちろん体調万全で負傷もない状態ですることをおすすめします。膝や腰が痛い人は間違いなくやってしまいますのでご注意を。

ちなみにこの曲、某ジムでやりまして全弾ジャンプニーにチャレンジしたわけですが、何気にデコイの連続もキツくて3発ほど打ち損じてしまいました(^^;
かなり古い曲ですし、ベテランインストラクターともなればこのジャンプニーチャレンジ自体がキツいので遭遇するチャンスはなかなかないものと思えます。
ただやる機会が巡ってきたら、ぜひジャンパーでなくてもチャレンジしてほしいないようであると思います。

そうしたところで今回のシリーズはここまで。
また次回(^-^)/

関連動画
レアな19-7の動画。正式なので跳んでませんね(笑)


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