レスミルズ好きの皆様こんばんは。
ゴールデンウィーク前の週末いかがお過ごしですか?
新年度になり、レスミルズも新曲シーズンとなって後半戦。皆さんもそろそろ慣れ始めてきた頃ではないでしょうか?

コロナもだいぶ落ち着いて巷では大手のジムとかでも久しぶりのレスミルズイベントが計画されているのでは?
ここ宮崎でもようやくですが、ホームの方ではジム施設の開館記念日を銘打って数年ぶりにイベントとして開催される模様です
とはいってもこれまで同様のミックススタイルだと思われますけどね。

さて、先日新曲解説日記としてボディコンバット編をお送りしましたが、予告の通り今回は新曲『ボディパンプ124』編をご紹介いたしましょう。


BP124-1

ウォーミングアップ。
爽やかな出だしの曲ですがスーパースローのデッドリフトからスタート。大きくパートが3つに分かれており最初はバーを使ってスクワットまで、次はプレートを使ってのランジ、最後はプッシュアップでショルダーへの仕上げ。
新しい動きはないのでここでフォームの基本を確認し、慣れさせていきましょう。
ウォーミングアップの最後がストレッチで終わるというのはなかなか珍しいところです。


BP124-2

スクワット。
最初から脚を若干広めにする『ワイドスタンス』からのスタート。コリオ自体に新しい動きはないものの、ボディーブローのように効いてくる『4シングル、1&3✕2』のカウントの連続。実は今回のシリーズにおける重要なキーワードです。
ひたすらこのコンビネーションのあとはさらに脚を拡げた『ワイダースタンス』で同様のメニュー。ワイドよりさらに一足分拡げることによりスクワット時に効いてくる箇所が太ももから臀部へと広がっていきます。
そしてここでも件のカウントコンビネーションで攻めたあとにミッドスタンスに戻しての『2ボトムハーフ』が強烈です。
これまで、ミッドからワイダーへの移行はあったもののその逆というのはパンプ史上でも初のこと。これによりワイダーで攻めた臀部にさらに追加のダメージが加わり、お尻回りの引き締まりに多大な効果が見込めそうです。
なお、このワイダーからミッドへの移行は2セット行われます。一応オプションとしてはワイダーのまま続行もありますが、そこはせっかくなので太もも&臀部を思いきり燃焼させていきましょう。


BP124-3

チェスト。
ボディコンバットでも使われたので曲自体に聞き覚えのある方もいるのでは?
アメリカンロックの軽快さがあがるナンバーです。コリオとしてはシンプルにバーのみの種目でひたすらカウント違いでの攻めとなります。
錯覚しやすいのがサビにかけてはいる『2シングル、1&3✕2回』のコンボ。実際はカウントが違うものの先のキーワードであるカウントに似ているためバグが起きて、ここでもあのカウントでやっている感がでてきます。
途中からは持っている手の位置を縮め、肩と平行なくらいに設定。こうすることで同じコリオでも胸の筋肉の開く位置が変わってきて、結果として鍛えていく部位が変わっていくことから後日胸の上と下と筋肉痛が分かれてきます。もちろん体勢がおかしかったらそのダメージは胸ではなく腕などに行くので後程のパートで地獄を味わう結果となりかねませんけどね(^^;


BP124-4

バック。
バーとプレートを使った二部構成の内容。
バーに関しては基本となるデッドリフトからのデッドロー、そしてサビにはいる前のトリプルデッドローのコンビネーションからのクリン&プレスの連続で心拍数を爆上げ。
そして後半はプレート2枚を使ってのニュームーブが登場。
ひとつはデッドローのように引き上げる動きの『プレート・ナローローイング』。もうひとつは脇を拡げ真横に肘を支点にして引き上げる『プレート・ワイドローイング』。
これを交互に行います。注意したいのはナローからワイドへの移行。体勢を屈ませるのと同時に両手の位置も変えていきます。
後半になるとこのローイングを三回ずつ行いさらに背中の筋肉を燃焼させます。
ナローとワイドでは実は動かす筋肉が違うのでそこは意識しておきましょう。この2つは特に重い錘でなくても動かすことで負荷がかかるため非常に効果的。多分今後も新曲で多用される可能性大ですね。


BP124-5

トライセプス。
二の腕のパートは3種目。プレートを使ってのオーバーヘッドエクステンションとキックバック、そしてトライセプスプッシュアップの3つ。バーは今回は珍しく使いません。
まずはスタンディングでのオーバーヘッドエクステンションから。肘を狭めて曲げ伸ばしの際に広がらないように注意が必要です。ここでもキーワードである4シングル、1&3が登場します。
そのつぎは片足をついて肘を90度に引き上げる『キックバック』。トライセプスではお馴染みですが新曲では久しぶりですかね。
そして最後にトライセプスプッシュアップとなります。
三種目すべてにあの4シングル、1&3があるのですが、個々ではそこまでないもののこれが連動していくと徐々にその蓄積ダメージが効いてきます。
特に三種目めのトライセプスプッシュアップ。数も多いし速い。曲の影響もあってとにかくこの種目で大ダメージを負うことでしょう。膝をついてでも相当効きますので慣れないうちはそこで様子をうかがいつつ。膝を上げてのこれはまさに地獄ですぞ。
ちなみにこれを挟んでからのキックバック、そしてオーバーヘッドエクステンションは最初と比べると全然重みが違います(^^;


BP124-6

バイセップス。
ここ最近猛威を奮った『プリーチャーカール』ですが、今回も健在。しかし前のようなトリプルではなく、シングルカールで少しはましな展開に……なったかと思いきやその補填はしっかりとありました(笑)
2セット行われる内容は休憩なしで一気にいくのですが、まさにこれが我慢比べのような様相です。
曲はいいんだけどねぇ。イギー・アゼリラのポップなヒップホップだし(^^;
特にキツくなってくるのはシングルカール連続のあとにやってくるトリプルミッドレンジパルス。休みなくプリーチャーカールへと続いていくので気がつけば憤怒の顔となっていること請け合いです。疲労がたまってくるとミッドレンジが下がってしまい身体で振り上げてしまうと効果は半減するので、つかれてきた時こそ基本姿勢は大事に。 


BP124-7
ランジ。
原点回帰をうたった今回のランジのコリオは変に多すぎるパルスもなく、予測不可能な動きやトリックもない久しぶりの正攻法な内容。
シングルランジ、トリプルパルス、1&3とカウント違いでの攻めで徐々に足が破壊されていくなかでとどめとして入ってくるのが『バックステップランジ』。
バーを担いで脚を引き90度に曲げるという一連の動作は脚だけでなく体幹もものをいうためふらつき要注意です。
さらにここからランジからのトリプルパルスの要らぬおまけつき(笑)
セットが終わる頃には脚はピクピクものになっていることでしょう。
片方が終わってもう片方というときには先ほど痛め付けた足が膝が笑っておりました(^^;


BP124-8

ショルダー。
もはやショルダーパートのトレンドとして定着しつつあるI、Y、Tレイズシリーズ。
今回もご多分に漏れず入っておりますよ。
種目としてはプレートとバーの二種目だけでプッシュアップもない。そしてバーに関してはアップライトロー、ショルダープレスの王道ですが数的にはそんなに多くはなく、ショルダープレスの後半はプッシュプレスなので力はかけやすい。
にもかかわらずこれをする時にはもう肩がパンパンになっているんですよね。
なので今回のショルダーの焦点はプレートパートのハードさ。
そこまで重くなくてもいいのですが、とにかくサイドレイズから始まり、前半はYレイズを取り入れてからのバー。軽めにしていてもズシリと肩への負荷を感じます。
バーが終わったらさらにTレイズで肩の後方への負荷を。この後バーで止めの追い込みをかけ終了です。これ終わる頃にはみんな悲鳴上げてましたね(笑)


BP124-9

コアコンディション。
ポップな曲調とは裏腹になかなか詰め込まれたコリオ内容。
ここ最近はお腹だけでなくお尻にもフォーカスしたコリオが含まれていて、最後の難所的なスポットになってますね(^^;
今回もレッグエクステンションからスタートしてヒップブリッジのコンビネーションが前半の主軸。そのなかで目新しいコリオなのが片足のレッグエクステンション時に両手を曲げた膝にあてる『オルタネイト・シングルレッグエクステンションwithハンドプレス』。
身体は少し捻りつつ、曲げた膝が行きすぎないよう膝に両手をあてるこの動きは結構お腹に響いてきます。その後は本格的にツイスト動作を取り入れたクロスクロウルで脇腹燃焼です。
後半はホバーからのレッグジャック、そしてローリングホバーへと繋がっていきます。この頃にはだいぶ息もあがってくる頃じゃないですかね。派手さはないですがトータルしてお腹が効きすぎてしまうかもですね


BP124-10

クールダウン。
捻り系が多かったこともあり、背中を伸ばしたりと大きな筋肉をほぐす内容が多い今回。 
特に注目するムーブもないですが、今回重点的にされたパートに関しては長めにストレッチとっているので十二分にストレッチしておきましょう


いかがでしたでしょうか?
ここ最近のパンプで取り上げられているトレンドはそのままに今回も目新しいコリオもありましたね。
いつもと比べてやたらめったらレップ数をあげるわけでもないのにダメージが大きいのは各パートの主軸となる箇所を重点的にフィーチャーしているためである意味昔ながらのボディパンプの方向性に戻った感じですか。
そのためしっかりと正しくやれば確実にそこのポイントがきたえられらることでしょう。

今回は『4シングル、1&3✕2』のセットコンビネーションが強度アップのポイントでしょうか。スクワットから始まってトライセプスまでやたらと気を抜けない状況となります。そして確実に蓄積されていきます。

個人的にキツいのは苦手種目でもあるランジ。自分もバックステップランジの最中はよろめいたり、止まったりとなかなか苦労しております。
あとは意外にもバックのニュームーブ2つ。重さより動きでみるため錘軽くしてもらってもその多さでどっちみちゴリゴリのバキバキに鍛えられます。

気をつけたいのはチェスト以降のフォーム。
疲労が重なるとどうしても崩れがちですが、この辺りフォームが崩れるとやたら手首や腕にきてしまうので、バイセップスの時には白目向いてしまうことになりかねません
自分も手首を負傷中の身なのでほんと疲れていてもここだけは要チェック欠かせないですね。

簡単、簡素ではありますが今回の新曲日記はこれまで。次回の新曲が果たしてどうなることやらお楽しみに