レズミルズ好きの皆さまこんばんは。
今日も鍛えてますか?
いわしでございます。

年が明けて早くも半月。バタバタながらも皆さん新曲シーズンで鈍りに鈍りまくった身体をあげていくため必死なことと思います。

そんななかでレズミルズの新シリーズが今月より解禁となりました。
ボディコンバットもそうですが、今回のボディパンプも速報にて動画を一部公開した辺りからかなりヤバい強度になっているのではと話題になっているとかいないとか(^^;
とにもかくにもマスタークラスやってきまして今回も噂にたがわぬ感じでございました。

これから新曲受ける皆さんももう大分やりましたよという皆さんも個人的観点からみました今回のボディパンプ新曲の解説と感想でモチベーションアップに繋がればと思います。

さっそく
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ウォーミングアップ。
数年前までは考えられなかったくらいウォーミングアップの強度は上がってる気が(^^;。トータルバランスでの複合コリオを入ってるためとは思いますが、後半にプレートランジスクワットが入っていてまあまあ汗がじわる強度。
最後はプッシュアップ連続でフィニッシュというおおよそウォーミングアップには似つかわしくないパターンで次に進む辺り、今回のシリーズもなかなかにヤバそうだと肌感で感じることでしょう。
コリオはそれ以外は基本姿勢となるのでここで基本を確認しておきましょう


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スクワット。
前シリーズで猛威をふるったトップハーフスクワット。今回の曲も後半はなかなかBPM速いのでしっかり導入されております。
さらにトップハーフからの高速フルレンジスクワットが容赦なく大腿部を直撃。そしてその流れからの止めとなる2ボトムハーフの連続でバキバキになること受け合い。
トップハーフ→フルレンジスクワット→2ボトムハーフの地獄のコンビネーションが今回のスクワットにおける最大の盛り上がり所。心拍数も爆上がり必至なのですが、腰が高いと効果も薄れてしまうので注意を。
コンビネーション合間に入ってくる3&1や1&3、そして2&2と今回は全く休むところというか休ませるという気はなさそうです。
スタンスとしては今回は最初から最後までワイドスタンスで統一。このスタンスは大臀筋(おしり)中心に鍛えるのでしっかりしたフォームでやると引き締まって上向きのヒップアップが見込めます。ただしそれゆえにかかる負荷も相当なので曲内で調子に異変を感じたりしたら遠慮なく休むことも大事ですよ。


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チェスト。
基本のコリオはバーとプレート。久しぶりの登場となるプレートのコリオ『チェストフライ』がじわりじわりと胸の筋肉を刺激し、バーにかわってのシングルプレス、パルスで胸の付け根あたりがビキビキに。
セット数が重なるごとにこの蓄積ダメージが効いてきます。プレートからバーへの交代に時間が取らないため、バーでの一発目のコリオが間に合わないということもあり、直ぐにチェンジできるようにしておくことも大事。ただ休みはないのであえてこの交代の時間を有効に使って次のコリオから入るというのもひとつの手。
プッシュアップ等がないのでその点は楽に感じるかもしれません。


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バック。
背中のコリオは前半バー、後半はプレートを使っての二部構成。
前半の目玉はお馴染みのクリン&プレスの連続。デッドリフト→デッドロー→トリプルデッドローと盛り上げてきてからのこちらは近年でもなかなかの数を上げ下げしています。
後半はプレートを使ったコリオ、注目は新コリオである『ドロップ・プレートスクワットプレス』。通常のプレートスクワットプレスとは違って最初に『ドロップ』とつくことから、プレートをスクワットで下方に下げた状態からスタート、それからあげるときに顔の前でくるっと返しながら上方に腕を伸ばしてプレスします。この大きなストロークがこのコリオでの効かせるポイント。ダイナミックにすることでより背中への刺激が強まっていきます。重量じたいはそうでもないですが、その分後半は休みなしの心拍数が爆上がりになるので、終了の際にはかなりのダメージになることでしょう。


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トライセップス。
大・中のプレート、そしてバーを使ってかなり詰め込んだ内容に今回はなっています。
最初は大プレートを使ってスタンディングのオーバーヘッドエクステンションでじわりと腕裏にジャブのように刺激を与えたら、中プレートを使ってのキックバックへ。
ここでしっかりと腕裏にダメージを入れ込んでからバーに移行します。
ここでは頭へのエクステンションと腹部へのプレスを併せた『プルオーバー』のコリオ中心に展開。4セットのプルオーバーから今回最大のポイントである『トライセップスエクステンションパルス』が登場します。
このパルスはトライセップス史上初の試み、頭へのエクステンションから4回速くパルスする内容で、かなり腕裏への負荷も大きめ。脇を広げてしまうと腕裏に負担が行かず前腕に行ってしまうので効果が薄れるばかりか、次のバイセップスで腕が死にかけることは間違いありません。


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バイセップス。
本シリーズでも最大の山場ともいえる超ハードな仕様となっています。楽曲はボディコンバット55でもリミックスが起用された楽曲で聞いていると『あれ?懐かしい』と一瞬思うかもでややはこれまでにあったパルスがなく、全てカールの内容なので強度がかなり高いものに。
そして前回参加者を悶絶させた前屈になってのシングルカールである『プリーチャーカール』は今回ももちろんのごとく導入されております。
しかも今回はハードなコンビネーションつき。
プリーチャーカール✕3からのシングルカール✕4というコンビネーションは前回以上の強度でとにかく腕の逃げ場なしです。ここで前回までの前腕部分を酷使していたら間違いなくこのパート、完走は不可能です。
このコンビネーションはセットとしては12回ほど登場してくるので毎回のことながらですが終わってからも腕プルは必至です


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ランジ。
スクワットとバックランジの連続で一見地味に見えますが、ところがふたをあけたらレップ数多め、なかなかにハードな仕様。その大きなもとはスクワットやらランジで入っている『7パルス』。
このパルスが忘れかけていたスクワットのダメージを呼び起こして更なるダメージへと導きます。
ランジは地味ながらも徐々にふくらはぎを破壊していきます。ランジ後半のクライマックスには7パルスからのシングルランジがきつめ。エンドレスかとも思えるほどでまさに最強の追い込みコンボではないでしょうか。


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ショルダー。
速報動画にもありましたが、今回も肩をしこたましあげる三種のレイズ(Iレイズ、Yレイズ、Tレイズ)は健在。
今回はプレート前半、バー後半の二部構成となっていて、前半はプレートのみで順に『Iレイズ』、『Yレイズ』、『Tレイズ』の展開。
前回同様に顎を引き、惰性であげることなく力強く固定して止めること。意識して行うとYレイズ辺りから肩口に疲労が溜まり始め、かなり肩口がパンパンになってきます。
後半はバーを使ってのアップライトロー、ショルダープレスの連続。
特にショルダープレスは4シングル、2&2シングルプレスのコンビネーション。これがかなり響いてきます。
最後はプッシュアッププレスで絞り出すようにあげきってフィニッシュです。


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コアコンディショニング。
前半腹筋、後半腹斜筋メインにしたコリオ展開。まずはプレートを腰部においてのヒッププレスからスタート、1&3、3&1のカウントでのプレスを終えた後はプレートをもってのクランチで、その後プレートを持ち捻りながらのクロスクロウル、そして両手両足を一気に伸ばし、一気に縮むシュートと多種多様なクランチメニューで満遍なく腹筋を刺激し続けます。
ポイントは全てプレートを使ってのコリオのため、これをどう使っていくか。後半でもプレートを使っていきます。
その後半はホバーの体勢からプレートを片手にもち、腕を巻き上げながら横に反る『ローリングサイドホバー』。ここではプレートを回す遠心力の分もあって体幹も試される内容。終盤ともなるとお腹もかなりバキバキに使われてる疲労感を感じられることでしょう


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クールダウン。
脚へのハードなトレーニングを加味して、太股伸ばしなど下半身へのケアのコリオが多め、そのため腕周り、肩などは個々でストレッチするなど、追加的にやっていく必要もあり。


いかがでしたでしょうか?
今回も前シリーズを越えるようなハードでタフな内容のものとなっていましたね。
前回からと思われますが、ここのところのシリーズは特に心拍数を急速にあげて強度をアップさせる傾向が強いように思えます。
スクワットに関しては楽曲もドラムンベース系のペンデュラムが再度起用されていて、まさに『スピード&タフ』を象徴する内容なのではないでしょうか。
スクワットに限らず、大きな筋肉を鍛えるパートに関してはこうした傾向が強まっていくのかもしれません。

単体の強度の強さでいうならば『バイセップス』のプリーチャーカール✕3&シングルカール✕4のコンビネーションは悶絶必至の最強さです。前回でたぶん味をしめたのかどうか知りませんが、今後もプリーチャーカールを軸にした強力なコンビネーションが作られることでしょう。
しかし総合的というか連携的にいくと『スクワット』と『ランジ』の相互関係でしょう。
ハイスピードのトップハーフとフルレンジスクワットでダメージを加えたあとにそれが落ち着いたあとにくる『ランジ』パート。
ここでスクワットでのダメージがフラッシュバックしてくるきっかけとなるのが『7パルス』系です。
スクワットパルスをしてからランジへと移る際にどっとダメージがきている。さらに次の脚にはそれ以上に重く感じる。これは間違いなく『スクワット』と『ランジ』における連携蓄積ダメージの賜物といえます。

『バック』おけるプレートを使ったドロップ・プレートスクワットプレスも速さについていくのは大変ではありますが、これも大きな背中の筋肉を満遍なく動き鍛え上げるにはなかなかオススメ。ただこの辺りから腕に任せての振り上げ下げをするとバイセップスで沈没することになりますけどね(笑)

新曲シーズンもあと半月程度。
高強度な今回の新曲で私は一発目から腰を少しいわせてしまいましたが、注意点を踏まえて、残りシーズンを有意義にしかし無理はせず鍛えていきたいと思います。
それでは次なるボディコンバット編、鋭意作成中ですのでお楽しみに