皆さんこんばんは。
アクションとホラーをこよなく愛する映画フリークいわしでございます。

これまでの鑑賞記録とその記憶から独自の目線で好き勝手に述べております不定期企画『いわしの映画独論』。先日30回目を迎えることができました。

とここでひとつ疑問が。
ワタクシ、冒頭からアクションとホラーを愛すると書いていながらこれまでの独論ではホラー系のネタを全く書いていないことに気づきまして(^^;
まぁアクションに比べてホラーのジャンルって専門家レベルのマニアのかたも多くて、そこらのネタでは太刀打ちできないってのもあったんですよね。

中には作品の世界観や詳細を作ってきたかのように述べられるかたもいまして。
かれこれ4歳で人生初のホラー映画『ゾンビ』を鑑賞して以来、40年くらい新旧ホラーは見ているのですが、自分なりにそろそろ語ってもいいかなとも思い始めたところです。
そのため独論シリーズはこれからアクションもですが、ホラー映画ネタも取り入れていくのでよろしくお願いします。

さて、今回の独論のテーマですが、これを書いているのが6月4日あたり。
6月4日というと『何の日』でしょうか
………

……………

そう『6』『4』をあわせて『6と4』『ム、シ』そうです、『虫の日』でございますね。
今回はホラージャンルの中でも特にコアな『虫系ホラー』について語っていきたいと思います。

いわゆる『動物パニックもの』のひとつである『虫系ホラー』は主に二つの系統に分かれております。
それは規格外の大きさの単体ものか集団ものか。それぞれに怖さは違ってくるのですがやはり生理的嫌悪感を連想させる恐怖演出となると集団ものに軍配はあがりますね。

そこで今回はこれまでにいわしが観てきた『虫系ホラー』の個人的主観によるベスト10を紹介していきたいと思います。
なお今回はジャケ写含めかなりエグいものが多いため、ホラー好きの方でも動画などは自己責任でお願いしますね。
まぁ夏に向けてダイエットしたいという方、食欲がかなり落ちることは間違いないのでそういった使い方はできるかもです(笑)

作品によっては意外に今声高に唱えられている環境問題やSDGsに関連してくるものもあるので侮れませんぞ(^^;

それではさっそく第10位はその衝撃的な題名そのまま都市伝説までも引き起こした問題作であるこちら
『ミミズバーガー』


でございます。
皆さんも一度は聞いたことのある『某ファストフード店ではハンバーガーのパテにミミズが使われている』という都市伝説。そのネタを産み出したのはこの作品でございます。全体的にチープな感じで、ストーリーとしても主人公に絡んでくる悪党やイヤな奴らにミミズ入りバーガーを食わせてミミズ人間に変身させるといった代物。ミミズ人間も肌色の寝袋を被せたようなチープさで怖さもないのですが、唯一にして最恐のシーンがミミズバーガーを食すシーン。
ここで使われているミミズは全て本物で本当に俳優たちが食べているところがどアップで展開されています。その絵面の強烈さが独り歩きして都市伝説化までなったんですね。気になる方はご鑑賞を。
予告編ですがこれだけでお腹いっぱい(笑)



第9位は 古典ホラーが最新のVFXでグロさ倍増で生まれ変わった
『ザ・フライ』


でございます。
元々はハマープロというドラキュラや狼男といったゴシックホラーの老舗の作品群.の中のひとつで、科学実験の最中に紛れ込んだ一匹のハエと主人公が合体してしまうことで繰り広げられるホラーなのですが、この作品では合体したことで頭と左腕がハエの姿という衝撃的なビジュアルが話題となりました。
リメイクでは技術も進歩し、その合体内容も細胞レベルから融合することになり、人間のフォルムがどんどん崩れていって最後はハエっぽい姿をした醜悪な怪物が誕生します。この一連の変化が見所なのですが、胃液で人を溶かしたり
人間の皮膚を破って成虫体が出てきたりとグロさが格段にアップ。しかしストーリーは悲劇的で秀逸なのもこの作品が評価高いひとつの要因であります。
グロシーンばかりを集めたハエ男祭り



第8位は環境問題へのアンチテーゼもあるこちら。
『ティックス』


でございます。
この作品で取り上げられている題材は『ダニ』。村に違法に棄てられた化学廃棄物によって人間の拳大まで異常に成長したダニが人々を襲います。
ストーリーは途中で環境テロリストが乱入したりとしっちゃかめっちゃかなんですが、デッカイダニが『エイリアン』のフェイスハガーのように食いつく様はまさに恐怖。なおかつ体内へ潜り込む習性もあって顔面に巣食われた犠牲者のビジュアルは強烈すぎてトラウマ必至です。
ただ後半から登場する超巨大ダニは失笑ものですけどね(^^;
内部から出てくるダニに絶叫‼️



第7位は虫系ホラーとゾンビの融合を果たしたチャレンジ作品
『キラーバグズ』


でございます。
ジャケ写のビジュアルではハチのようにみえますが、実際に登場するのはゴリゴリのCGによるハエの集団。化学実験によって肉食化したハエが人間の脳を主食に襲いかかります。耳や鼻などの穴から侵入された人間はハエが瞬時にして卵を脳に産み付け孵化。すると幼虫は脳を食いながらなんと標的となる人間をゾンビ化させ操ります。ある程度成長したら次の標的に移るため宿主は頭を爆裂させられて死亡するわけです。
脳を操られるというと寄生虫でカタツムリに寄生してゾンビのように食べられようとカタツムリを操るなんてのが実際にもいますが、そういう類いでしょうかね。ゾンビとはいえ特に単独で人を食うわけではないのでまさに操っているだけなんですねぇ(^^;
予告編です。CGハエはいいけどね



さて前半戦最後を締めくくる第6位は人類の8割は嫌いであろうゴキブリを扱ったこちら
『ブラッダ』


でございます。
ジャケ写のビジュアルからして体内に蠢くゴキブリということでもうギブな方もいるかもですが、このゴキブリはなんと集団性をもち短期間で進化するハイブリッド系。
まず働きアリならぬ働きゴキが集団で人間を襲い噛みつきます。このゴキさんは牙に痺れ作用があり、噛まれると麻痺してしまうことに。集団で襲われ群がるゴキによって全身麻痺となった犠牲者に止めとばかり這いずり回ってくるのが大量の幼虫ゴキを卵で包んだ女王ゴキ。これが標的の口から入り込んで体内に卵を産み付けます。あとは体内から孵化したゴキがモゾモゾと犠牲者を内から食い破って登場するわけです。
書いてるだけでもゾワゾワくるシーンですが、このゴキ自身も後に進化してなんと飛行能力をゲット。これまで森の中に潜んでいたものが街中まで犠牲者もとめて集団で飛んでくるという悪夢に発展していきます。この展開がどうなるかは実際に鑑賞することをオススメします。
衝撃の女王ゴキの侵入シーンがヤバすぎ



いかがでしたでしょうか?
前半のラインナップだけでも十二分に食欲は減退しそうな作品ばかりですね。
前述しましたが今回の特集はホントにグロいので付随の動画を観る時は気をつけてくださいませ。

それでは今回はこの辺で。
怒涛の後半戦のラインナップもお楽しみに。

これまでの独論過去記事はこちらから


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