レスミルズ好きの皆さまこんばんは。
かつてないほど盛り上がりに欠けてしまっている東京オリンピックまであとわずかですね。
コロナに翻弄され、一年延びた結果なんと未だにコロナ禍が吹き荒れ、開催地の東京は4回目の緊急事態宣言を出す羽目となり、オリンピックなのにみんなテレビの前で大人しくみていろという状況、誰が予想できたでしょうか。

オリンピック史上最も盛り上がらない祭典としてこんな形で歴史に残るなんてそこまでしてやる必要があるのか?と今でも疑問符が残るところでございます。

そんな盛り上がりに欠けるオリンピックなど些か興味も沸いてこない私としてはむしろその間のレスミルズライフの方が気になるところ(笑)
ホームは連休は通常プログラムはお休みのようですが、ゴールドジムの方は変わらずやるので一安心。それどころか来月から更にボディコンバットはプログラムが増えるため、ほぼ毎日ボディコンバットは楽しめる環境となりました。
嬉しい限りです。
あとはヘタなコロナが広がって日和見の制限がかからないことを切に願います。

まぁ都心や大都市の方々はこの夏のレスミルズライフも暗雲が立ち込めているのでその辺りは恵まれているとして感謝ですが。

さて、今月よりレスミルズは新曲シーズンに突入しておりますが、皆さん新曲はもう参加されましたか?
そろそろ身体も慣れてきたなんて方も出てくる頃でしょうか。まだという方もいるでしょう。
今回は先日のボディパンプ117編に続いて、ボディコンバット87編を考察、感想・解説していきたいと思います。
いつもながら素人目のものなのでその辺りはヨロシクです。


BC87-1a

ウォーミングアップ上半身。
オープニングはキッズコーラスが印象的なTIMMY TRUMPETのナンバー。最近また彼のナンバーがコンバットで起用されてきましたね。好きなアーティストなんで嬉しい限りです。
コリオとしての印象はウォーミングアップにしては結構アグレッシブで強度もなかなか。
というのもシザーやジャック、そして横移動など動き回るので心拍数が上げ上げなため。
そしてテクニカルなとこでジャブしながら横移動からのフックあとにボブの動作。
このボブはボクシングでのフックを避ける際の動作でコツとしてボクシングスタイルのまま腹筋使ってクランチし、頭だけを下にさげる感じを意識。よく肩をいからせる人がいますがそれはちょっと意味が違うのでご注意を。
細かいとこだとアッパーがテンポ早めなので手打ちにならないように肩いれるのを意識していきましょうね。


BC87-1b

ウォーミングアップ下半身。
上半身とうってかわってダークな感じの曲調で始まる下半身。
ニーからのフロントキックというコンボが多いのですが、コリオとしてのポイントは二つ。
コンバットスタンスにはいってからのラウンドハウスキックは二段階の打ち分けがあります。
最初はローで4回、次にミドルですがいければ後半はハイキックでも強度アップ的には可。
この仕上がりが次のコンバット1へと繋がっていきます。
2つめはサイドキック。
久しぶりにサイドキックのセットアップのコリオが入っておりそこで一度固めてからのサイドキックがポイント。これ形的に綺麗なサイドキックの打ち方をトレースしているので曲げ伸ばしのメリハリをしっかりつけましょう。
身体が暖まってきたら後半のダブルニー、フロントキックのコンボにホップつけると強度的にもアップしますよ。


BC87-2

コンバット1。
コリオは非常にシンプルなのですが曲が盛り上がるので気づくと頑張りすぎて体力を削られるというまるでステルスのようなナンバー。
基本軸となるのはジャブ、クロス、ジャブとクロス、ジャブ、クロスの交互打ち。ここで徐々にサビにむけて盛り上がりテンション上げながら、サビでラウンドハウスキック発射。この一連のコンボが気持ちいいみたいです(^^;
ここのラウンドハウスキックは素早く蹴って戻すテコンドー式のキックなので、空手のような蹴ったままではなく素早く戻すまでがこのコンボの完成形。
最終型は基本コンボからのラウンドハウスキック、ジャンプバック、構えですが、このジャンプバックはやらない人もいますけどリズム的にはいれた方が後々のコンボのリズムが繋がるのでぜひやってみてください。
ちなみに盛り上がるけどここである程度セーブしとかないと数分後地獄を見ることになるのでご注意を(^^;


BC87-3

パワー1。
アッパー系の多い今回のパワー1。コンビネーションのほとんどにアッパーが入っているのでツイスト効果でぜひくびれに挑戦。
ダブルアッパーをはじめとしてかなりアッパーがあるのでポイントとしても正しいアッパーの打ち方は外せませんね。カッコいいアッパーは膝の屈伸をいかして肘は鋭角にして相手の顎辺りにコンパクトに打つとカッコよく連続でやりやすいです。肘伸ばしちゃうとだんだんフォーム崩れてくるのでご注意。
あと難しいというか混乱しやすいコリオとして、横移動でのジャブ。
これ移動の時は2回ですが戻るときは3回打ちます。移動の距離は同じなので慣れないうちは混乱する人結構いました。これは感覚で叩き込むしかないかもね(^^;


BC87-4

コンバット2。
出てくるコンビネーションは2つしかありません。ですがこれがトリッキーかつしつこいので体力を削られていきます。
1つめはニー✕2からのフロントキック、ステップのコンボ。
これは今回のウォーミングアップでもさんざん出てきた内容ですね。
2つめはサイドキックからホップしてのフロントキックのコンボ。
ポイントはこのホップが入っていること。これが地味ですが心拍数をグンと上げていきます
最終型はこの二つのコンボを合わせたものになります。
オプションとしてホップなしのコンボもありますが、断然強度に格段の差が出るのでぜひ完遂をチャレンジしてみてください。
ちょっと強度を上げるならホップからのフロントキックをつき出す感じにすると見栄えや強度も上がって良い具合になりますよ。


BC87-5

パワー2
今回の最大のメインイベントです(^^;
曲はフラメンコ基調の名曲『マリアッチ』をEDM風にアレンジしたもの。映画『デスペラード』でアントニオ・バンデラスが原曲歌っていてカッコ良かったな。
さてコリオは前半後半構成でしかも同じ内容をもう一度繰り返す2セット式。
終わったと思いきや最初からもう一回繰り返すという精神的にもハードなコリオはまさにシリーズ最凶といっても過言ではないでしょう。
前半はトライセップススタイルからのプッシュアップ地獄。
まずはトライセップスプッシュアップ✕8を緩やかなフラメンコギターにあわせて(笑)
その後ワイドに手を広げて11回プッシュアップ。
そこからプランクジャックを4カウント後プッシュアップ✕4これを4セット。
最後はマウンテンクライマー✕16でフィニッシュします。
間髪入れずに始まる後半戦はサイドのトラベリングランからのスプロールが基本コンボ。
左右2回行ってジャブ、クロスを22回挟んだらいよいよメインディッシュである基本コンボの発典型、スプロールあとにバーティカルジャンプ追加。この最終型を曲調にあわせてスピードアップしながら4往復してフィニッシュです。
この盛り沢山な内容をさらにもう一回繰り返すのでまたイントロが始まったときの皆さんの絶望視といったら(^^;
何せスプロール(バーピー)はこれまでの最高となる合計24回ですからね。
ここはもう体力勝負の面も強いですが曲は盛り上がるのでもうバカになって覚醒するとちょっとみえてくるのかも。
キツいときはオプションもあるのでそれにするという勇気も必要ですよ。


BC87-6

コンバット3。
滝汗間違いなしの5曲目からのこちらは曲調はゆっくりめながら疲弊した身体を更に痛め付けるレスミルズらしいドSな内容。
その原因となるのがスイッチランジ連続からのジャンプワイドスクワットからのジャンプリセットというコンビネーション。
オープニングのジンガで呼吸を整える間もなくまずはイバーシブサイドキックからのパルスランジ✕4で疲弊した下半身を刺激。
そのあとは前述したコンビネーションを6セット。その後最終型でこの二つを合わせたコンビネーションを4回繰り返して終了。これをもう片方の足ベースでもう一度繰り返します。
最後は前述のコンビネーションを更に8回繰り返す追い込みでフィニッシュとなります。
5曲目からのこの追い討ちでたぶん今回は80%体力を持っていかれることでしょう(笑)


BC87-7

ムエタイ。
クセ強めのEDMアーティストスティーブ青木とまたしても登場のTIMMY TRUMPETのコラボによるナンバー。
耳馴染みのある方も多いですが、原曲は映画『パルプフィクション』のテーマソングであり、レスミルズファンではブラックアイドピースがアレンジした『pump it』がボディコンバットやパンプで使われていました。
監督リスペクトの内容らしく題名が『タランティーノ』なのも注目ですね。
お馴染みの速弾きギターから始まるこちらはその曲調に反比例してコリオ自体はムエタイとしてはおとなしめ。
ジャブクロスからのサーキュラーエルボー、リアニー✕3からのフロントニーのこの二つを基本コンボに最終型はこの二つを合体。
後半はアセンディングとディセンディングエルボーの交互の打ち込みで強度アップのオプションとして16回中の後半8回はエルボーの際に前足を踏み込んでいきます。
最後は16カウントのランニングマンニーでフィニッシュです。
テンポも速く盛り上がりますがコリオはそこまでしんどくはないのでリカバリーとして使う方もいるかもですね。
むろんムリヤリのジャンプニー追加なんてこともできますけども反対に(^^;


BC87-8

パワー3
オーラスとなるパワー3は何気に爽やかな出だし。
全体的にはアッパー、フックを基本コンボにラストパワーとして最近お馴染みのジャブ移動からの基本コンボがあります。
コリオとしては新しい動きとして『ドロップ&スリップ』が登場。
こちら後半のコンビネーションである
ジャブ✕2、クロスからのサイドステップ、ドロップ&スリップ、パワーフック
の中のひとつなんですが、これまであったバックステップからのパワーフックという動きとは似て非なるもの。
感じとしては横にスウェイしてから屈みながらも避けながら身体は前に行きつつ立ち上がると同時にフックを放つというもの。
これを左右交互に繰り返しながら攻撃していくとかの有名なボクシングチャンピオン、ジャック・デンプシーの必殺技『デンプシーロール』に近くなっていきます。
『はじめの一歩』ファンの皆さんはオッと思ったかもしれませんね。
近接ボクシングの必殺ムーブの始まりなのでぜひともカッコよく決めたいとこです
ラストは64カウントのラッシュで爽快にフィニッシュです。


BC87-9

コア・コンディション
特徴としては『ひねり』が多用された内容。
まずは基本となるクランチからスタートし、片足ずつ上げてのクランチからの両足タッチクランチのコンボ。
そしてミソとなるのがツイストクランチ。
〆はサイドの屈伸クランチとなります。
パンプほどではないにしてもコンバットでのツイストクランチもカウントとしては結構長めでサイドのクランチとの複合でかなり腹斜筋は鍛えられるのでないでしょうか?
夏場にむけて絞りたい方には今回のコアトレ非常にオススメですよ。
くびれ作りには(^^;


BC87-10

クールダウン。
ハードなコアトレを象徴するかのようにまずはコブラストレッチでお腹を伸ばします。
特徴的なのは下半身ストレッチとしてのダウンストレッチと肘掛けストレッチ。
腰などにダメージが残っている人は特に念入りにやっておくことをオススメしときます。


いかがでしたでしょうか?
ウォーミングアップがかなり充実しているせいか全体的なボリュームが前半から中盤に集中している感もありました。
何より今回は前人未到の5曲目、スプロール24連発につきますね。
これ得意な人ってなかなかいないと思うんですが、HIITを目指すレスミルズの方向性としてはもはや標準装備として、認知されてるとは思うんですけどさすがに今回はハード。

汗かきな私はもう滝汗状態で自分の汗で滑って転んでしまうくらいです。
プランクジャックで滑るんですから(^^;
そしてこの最凶クラスの5曲目にさらに追い討ちをかける6曲目のランジ&スクワットの雨あられ。
たぶんここで今回の新曲は一番のピークだと思われます。
そのせいかムエタイのコリオが易しく思えましたし。

45分ではやらない8曲目も久々にコアなテクニックが出てきていて、マニアとしてはちょっとアガリました。
デンプシーロールそのうちくるんじゃないかなと思ったりして。
テクニカル路線大歓迎でございます。

レスミルズ全体では今回のコアトレ『ツイスト』をフィーチャーしているようですね。
来る夏本番にむけてここで絞っておこうという感じでしょうか。
くびれ作りたい方、新曲シーズン積極的に参加しましょう!まだ間に合うかも(^^;

個人的に今回のお気に入りはコンバット1。
分かってはいるんですがどうしてもあのサビへの盛り上がりでテンション上がっちゃって思いきりハイスピードハイキックチャレンジしたくなるんですよね。
その後バテバテになるのに(^^;
だいぶコントロールできるようになりましたけどもうしばらくの新曲シーズン、今度はスタミナ的にチャレンジしていきたいとこです。
もちろん面白アレンジも随時模索しておりますよ。

そんな感じで今回の解説・感想はここまで。
みなさんも残りシーズンを楽しんでこの夏のレスミルズライフを満喫していきましょう!
(^o^)/