「日本駆逐艦史」をテーマに、製作しております。各クラスの駆逐艦の1/700シリーズですが、大変お待たせ致しました。
今回は、日本駆逐艦の花形、「陽炎型」です。
「陽炎型」はスペシャル企画という事で、複数回に分けてご紹介致します。
今回の作品は、陽炎型駆逐艦のネームシップ「陽炎」です。キットはウォーターラインシリーズのアオシマ製を製作しました。
製作時期としては、キットに合わせて、新造時〜開戦時の状態とし、主砲は12.7センチ連装砲3基6門、61センチ4連装魚雷発射管2基8門、第2煙突付近両舷に、25ミリ連装機銃2基を装備しています。
アオシマのキットは、他のメーカーのキットに比べて、作り易くディテールはあっさりした感じで、ガチガチの細かさはありませんが、艦形の基本形状はとても美しく、実艦の形状をしっかりと捉えた好キットだと思います。
これまでの作品同様、キットの良さを活かし、なるべくキットのままで製作致しましたが、機銃等一部艦上構造物に、ディテールアップパーツを使用しています。
艦全体のプロポーションは、アオシマ製はとてもいいと思います。
艦中央部のクローズアップです。
後部マストの信号灯も追加工作しております。このシリーズでは必ず取り付けています。
陽炎の左舷側です。
右舷側です。日本艦隊型駆逐艦の集大成である力強さを感じる艦型です。
前級の「朝潮型駆逐艦、朝雲」を隣りに並べた写真もございますのでご覧下さい♪
両艦の艦型はよく似ている反面、大きく異なっているのがお判りいただけると思います。朝潮型と陽炎型の違いがこちらの写真でお解りになれば、かなりの駆逐艦通ですね。
スペシャル版ですので、次回も、「陽炎型駆逐艦」を取り上げます。