私は以前は羽生くんのことはあまり好きではなかったです。
今も単に好きというのとは違うのかもしれない。
ああいうのが男性のタイプかと言われれば違うので…
私の理想は見た目は、アルバートさん、アンソニーのような金髪碧眼!165cmある私よりも身長が高くて、ガタイのいい人!自分よりもまず他人のことを考えられる、自分本位でない強さとやさしさを持った人!暴力で言うこと聞かせるとか絶対しない人!思い浮かべるだけで笑顔になれる人!…理想です、あくまで。
さて羽生くんは…
見た目決して男っぽくない、というか見た目は性別超越してますしね。女性スケーターだったとしても応援したと思いますよ。
彼は、フィギュアスケーターとして輝いているのはもちろん、人として、常人にはできないことを強い志をもってやろうとしてくれている、どれだけチヤホヤされても周りへの感謝や謙虚な心を忘れずいつでもどんな時も模範的な神対応な受け答えができて、一緒に仕事をした人たちはまず間違いなく羽生沼にハマってしまって。
選ばれた人だけが持っているそんな求心力みたいなものに、人として惹かれているのだと、勝手に思っています。
前はそんな好きでも惹かれてもなく、ただ興味がなかったです。
昔、ACのコマーシャルで口パクで何やら歌い、その後地上でトリプルアクセルだかダブルアクセルだかやってるのがありましたが、あれを見てもなーんとも思わなかった。
二十歳超えてもプーさんティッシュケースを持ってるなんてどうかとも思っていた。(成人したらそういうのはきっぱりやめるんだと…北京オリンピックの時みたいな何の変哲もないカバーでも使うのかと勝手に思っていた。でもティッシュケースは要りますけどね。あれがないとティッシュメーカー丸わかりで、スポンサー等大人の事情があるのかも)
でも、平昌オリンピックで。
ヤバいぐらいのケガをして、それでも昔から思い描いていた夢を実現するために、痛み止めを打ってまで果敢に挑んだ。
ショートはほぼノーミス、フリーは小ミスが出たけどリカバリーして転倒なしで滑り切った。
それで金メダルを取った。
私はあの姿に、ものすごく感動したのだ…
人間には、強い意志があれば、こんなことができるのだ、と。
そして彼は、昔から一切ブレていないのだ。
少しずつ考え方の違ってきている部分も当然あるかもしれないけれど、根幹にあるものはノービスやジュニアの頃から何も変わっていない。そのことに驚かされた。
アスリートなんて、どっかの野球選手みたいにいっぱい年俸もらって有名になった途端、ベンツだのロレックスだの成金趣味になって態度も横柄になって…みたいなのを、昔はよく見たので、おばちゃんはああいうのが普通だと思ってたのです。
でも彼はそういう人種ではなかったんです。
10歳やそこらで、バンクーバーの次のオリンピックで金メダル取りたいって言ってたんですよ。
4回転半や5回転やりたいって言ってたんですよ。
アンチの中には、ナルシストすぎる、模範的な自分を演じているだけなように見える、実績も人気も高齢女性にしか響いてない…みたいに言う人もいるようだけど。
いやいや。
人間、小さい頃の夢をかなえるために、同じ夢を大人になっても見続けるためには、その辺の普通の人と同じことをやってちゃダメなんだと思います。
模範的な自分を演じること=夢をかなえた自分をイメージすることのように、私には思えます。強い意志を持ってないと、夢なんてすぐ消えてしまうんだから…
それにナルシストっていうのももしかしたらダンサーやスケーターにしたら最高の誉め言葉かも。自分の作り出す世界に没頭できてるということ。没頭できずにただ体を動かすだけのスケートに、人は心を動かされるでしょうか。
少なくとも私はその辺の人なので、小さい頃体操とかピアノとかやりたかったけど自分の希望のものは何ひとつ習えなかった。親に言われてやらされた絵画教室やそろばんは苦痛でしかなかった。親が習い事にそんな熱心ではなかったし、でも親を説得するなどの努力もしなかった。小さい頃の夢は見続けられず大人になってしまったんです。
常人にできないことをやる人というのは常々羨望の的になるため、羨ましすぎてアンチなことを言う人も多いですけれど。
あれはね、気になるからアンチなことを言うんですよね。
好きと嫌いは同じです。
嫌いという強い思いで、アンチさんたちは羽生くんを大好きなんですよね。でないとTwitterでわざわざ自分の貴重な時間を使って、Yahoo記事貼り付けてまで何度もつぶやく筈がない。
もー素直じゃないんだからー![]()
私は素直に彼を応援しようと思います。
好きという理由ではない、ただ応援していきたい。
それだけです。