アラコの中受

アラコの中受

わたしことあらいもんのひとり娘アラコの中学受験顛末

Dr.Stoneによってもたらされた混乱の火曜の朝。

 

泣きわめく原因は算数のプリントでした。

算数のプリントが終わったというので、採点しました。

 

定規みたいに5目盛りが中くらい、10目盛りが大になっている図が50目盛りまで描かれており、50目盛り目が0.5になっています。

 

ア:0

イ:0.42

ウ:0.01

エ:0.2

を図の上に矢印つきで書き込みなさい

という問題です。

 

なぜか間違っています。

 

やり直しさせようとすると

「目盛りの問題嫌い」

と拒否反応。

 

何が難しいのか?1目盛りはいくつなのさ、と聞くと

「0.1」

はぁ?

 

じゃあ、大きい目盛りの一番目はいくつなのか聞くとやはり

「0.1」

この時点で泣き始め、

「もう、訳わかんない」

 

訳わからんのはこっちじゃ~い。

 

まさか小数の意味がちゃんと理解できないまま計算とかやっていた?いやいや…滝汗

でも怪しいな。

朝眠いのに宿題やらされて訳分からなくなったのだと思いたい…。

週末同じような問題をやらせてみよう。

 

 

月曜日のことです。

日能研から帰ってきたアラコがご飯を食べながらDr.Stoneを見始めました。

それ自体はまあ塾を頑張ってきたのだから良いのです…。

 

アニメのDr.Stoneも最終盤にさしかかっています。

あまりネタバレになることは書きませんが、私としてはすこーし、興味が薄れてきているところだったんですね。

連載がジャンプ本誌だからか、こういう展開になるのか~、みたいな。

 

と、私も夕飯を食べながら横目で見ていましたが、最後の展開が…!

 

アラコが日能研から帰ってきたのは20時半近く。

食べながら1話見たら寝支度を始める予定が、親子3人してここで止めるわけにはいかんでしょ!というモードに入ってしまいました。

結局4話くらいぶっ続けで見て見終わったのは22時過ぎとかです。

 

いや~、これはなかなかのハードSFだねと余韻に浸っていたのですが、ふと

「アラコ、学校の宿題やった?」

 

その日は寝させて朝早起きさせましたが、朝の弱いアラコに朝勉強させるとひどいことになるのは経験済みです。

しかし、宿題を終わらせないわけにもいかず、怒声と泣き声が飛び交う朝になってしまいました。

紙に丸い穴を開けて、その紙を太陽光に対して垂直にしたら、地面に投影された丸の形はどうなるか、みたいな問題がありましたが、アラコは間違っています。

 

「これはさ、結局影がどういう形しているのかと同じことじゃないの?夕暮れ時に自分の影はどうなってる?」

と聞いてみました。

アラコの答えは

「そんなの気にしたことない」

 

滝汗

 

え?

 

アラコの通っている小学校は自宅から見て西方向です。

帰りは東西に走っている道を東に向かって帰ってくるのだから、当然黄昏どきに自分の影が長く伸びているのを見ながら帰っているはず…。

 

「国語なんかでもさ、小説で夕暮れ時とか、例えば歌の歌詞でもそういうのない?」

「???」

 

安易に時代のせいとか近頃の若者は、と言わないとしたら、アラコの鈍さのせいということになります。

 

結局、図を書いて問題は解きましたが…。

問題の解説自体は実演でやった方が良かったかもです。

しかし、それより問題なのはやはり問いに対して

「あ~、夕日で影って長く伸びるよね」

と返ってこない子供とのギャップです。

 

アラコが身の回りのことに思いのほか興味を持っていないのか?

 

なんだか好奇心の赴くままにスライム作ってみたり、色水作ってみたりやっているので、あまり意識したことがなかったけれど身の回りに注意が行くように話題も少し意識しないといけないのかも知れません。