発達障害当事者のヘプバーンです
オードリー・ヘプバーンが大好きな
アラフィフです
発達障害の事を中心にブログを
書いています
(たまにコーデなど脱線記事あり)
どうぞ宜しくお願いします
(アイコン変更しました)
某新聞の人生相談コーナーにこんな相談が
寄せられていました
40代の会社員女性。
事務職で勤続20年だそうです。
社内の別の部署のお仕事がしたくて2年前に
異動を希望したが叶わなかったそうです。
その希望部署には半年前にパートから
正社員になった女性がいるとのこと。
お仕事はミスなくしっかりこなしている
そうですが私語ばかりしているそうです。
パートから正社員を希望したのはパートの
時間内にお仕事が終わらず残業が増えたから
だそうですが相談者は私語をやめれば
午前中だけで十分にこなせるお仕事量
なのに…と感じているみたいです。
相談者はこの女性の私語が気になって
仕方ないとのこと。
こちらは忙しく働いているのに自分の
憧れの部署でおしゃべりをしながら優雅に
働く女性を見るとイライラするそうです。
悔しくて歯ぎしりや不眠の症状が出て
お薬を処方してもらいしのいでいるとか。
穏やかに前向きに暮らすにはどうすれば良い
ですか
という相談内容でした。
分かるわ〜
この人の気持ち
手に取るように分かる
何故なら私もマナーやルールを守れない人が
許せないから…
また私の得意な自分の発達障害と結びつけて
この問題を考えてみますね誰も
求めてないけどな
(相談者の方が発達障害だと言ってるわけでは
ないのでご理解下さい。
あくまでも私の個人的な意見です)
私は発達障害で考え方が両極端なところが
あります
これを
白黒思考
とも言いますよね
白黒思考とは文字通り
「白黒つけてはっきりさせたい」
思考のこと
別名二極思考とも呼ばれているそうです。
物事の曖昧な状態に強く不安を感じはっきり
させて安心したい欲求を強く持ちます。
白か黒か、イエスかノーか、0か100かで
私はよく物事を考えてしまいます
この白黒思考の特徴は色々あるようですが
今回の相談内容の
「私語が許せない」
というパターンは白黒思考の中の特徴の
完璧主義で自分にも他人にも
厳しい
という特徴が当てはまるのかなあと私は
感じました。
何故なら私もそうだから…
完璧主義で(私は自分ではそこまで完璧主義
だとは思っていないのですが)少しでも失敗
したり間違えたりすると全てがダメだと
考えてしまいます
そのためちょっとしたことでも自分を
責めやすくなります。
また自分だけではなく他人にも厳しくなる
傾向がありルール違反や頑張らない人を
許せないと考える特徴があるそうです
確かに私もミスや失敗を極端に恐れて
います
ミスなんてした日にはこの世の終わりだと
思うくらい(お仕事に関してだけですが)
またマナーやルールを守れない人や
頑張らない人が苦手
私が出来ていることが何故この人は
出来ないんだと考えるとその人が絶対に
許せなくなるんです
そしてその人を見下してしまう
その人の悪いところばかりを見てしまい
良いところを見てあげることが出来なく
なるということが今まで何回もありました
だから今回のこの相談内容も私のことでは
ないけど
「何で私語ばかりする人を誰も注意
しないのだろう」
と憤りを感じました
だから相談者の方の悔しい気持ちもよく
分かって…
私も昔勤めていた職場の上司が楽をすること
ばかりを考えているような人で毎日その人に
イライラしていたのを思い出しました
何で私はこんなに真面目にやってるのに
不真面目な人の方が正規の職員だからって
給料が私より多いのか許せなくて
でも今回の回答者の方のご意見にハッと
しました
「事務職20年。
その一言に自負が滲む。
(中略)
気をつけて欲しい。
自負は偏見に転じやすい。
ミスなく仕事をこなしているというその彼女を
あなたは下に見ていないか。」
今回の件確かに職場のこの女性の私語が
多いのは問題だけどお仕事をミスなく
こなしているところは女性の良い部分
だけど私語が気になりすぎてこの
「お仕事をミスなくこなす」
という部分が見えなくなってしまっている
状態なのかなあと思いました
回答者の方は異動が出来なかったのは
彼女の方が上であなたがお仕事が出来ないから
ではなくあなたが必要な人材だったからだとも
おっしゃっていました
自分自身のことって悪い方悪い方に
捉えがちだけど物事の見方を変えれば
今の部署に必要な存在だったからという
考えが出来る。
これは私にも必要な考え方だなあと
感じました
先日娘にも指摘をされまして
「お母さんは自分が出来ることを人が
出来んかったらものすごい見下すよなあ」
って
そうなんです、私そういうところが
あるんです
白黒思考というのは結局物事を柔軟に
考えることが出来ないからなんですよね
「こうでなければいけない」
という鎧が私をがんじがらめにしている
ことは自分でも重々承知しています
考え方の癖を直すってなかなか大変
なのですが白と黒の間にはグレーもあること、
イエスとノーの間にはどちらでも
ないこともあること、0と100の間には
50もあることという風に考えられる
ように努力したいです
人の悪いところばかりを見て人間関係を
切ってきた失敗を繰り返さないように
人を見下してしまう癖がある、そんな
エピソードもこちらの本で少し
触れさせていただいています(PR)
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