発達障害当事者のヘプバーンですおねがい
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アラフィフですてへぺろ
発達障害の事を中心にブログを

書いています鉛筆
(たまにコーデなど脱線記事あり笑
どうぞ宜しくお願いしますお願い

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地元新聞に最近

「教育とジェンダー」

という記事が特集されていますニコ

学校組織や教員の間に根強く残る

ジェンダー・バイアス(性別に基づく

固定観念)についての問題点などが書かれて

いて興味深く読ませていただいています。

このジェンダー・バイアスは教育の現場

だけではなく普段の生活の中でも我々に

染み付いているものだと感じていますアセアセ


私が今までジェンダー・バイアスを感じて

来たことはいくつかありますがあまりにも

世間の人は

「女性はお料理(や家事)が出来て

当たり前」

と思っている人が多いんだなあと感じて

います泣

まあ私もめちゃくちゃ昭和世代でその

ジェンダー・バイアスにとらわれすぎてきた

1人ですが…アセアセ


私は発達障害の当事者ですが昔から

お料理が大の苦手でした泣くうさぎ

一生懸命作るのですが何故かうまく

いかず当時の私にはそれが不思議で

仕方ありませんでしたショボーン

今は自分の障害の特性が分かっているので

お料理(や家事)が苦手なのは

マルチタスクが苦手

やけんなあ〜と理解が出来ますが

過去の私は頑張っても頑張ってもうまく

出来ない自分が嫌で嫌で仕方がありません

でした悲しい


過去のブログにも書いたことがあると

思いますが初めて私がお付き合いした

男性は私より10歳以上も年上の人でした。

めちゃくちゃ昭和人間みたいな人でした。

(彼は彼なりに私を思ってくれていた

のでしょうが)

彼に押し切られて付き合うことになったの

ですが私は彼に対して最後まで

「好き」

という感覚が持てませんでした。

保護者のような感じというか仕方なく

付き合ってるというか…

まあ結果その私の態度が彼を傷つけて

しまうのですがアセアセ


付き合っているなかで得意料理の話に

なったりデートの時にお弁当を作って来て

というのが私は嫌で嫌でたまりません

でしたもやもや

だって私に得意料理なんてないしお弁当

だってうまく作れないからアセアセ

お弁当を作ってと言われた時は正直

「私のこと結婚相手に相応しいかどうか

試してるんだろうなあ」

と感じましたショボーン

はっきりとは言わないけど

「女性はお料理が出来て当たり前」

と思っているのをひしひしと感じましたショボーン

だからテレビでよく芸能リポーターが

芸能人の方に

「奥様の得意料理は何ですかはてなマーク

って聞くのも大嫌い笑


また以前勤めていた職場の上司の女性からも

ジェンダー・バイアスを感じました赤ちゃん泣き

その女性はお料理が得意な方。

だからお料理が出来ない女性

(や作らない女性)

をものすごく軽蔑してるというかアセアセ

(お料理が出来る女性はこの傾向が

強いですねアセアセ

その頃から私は自分のことを発達障害かもはてなマーク

と疑い始めたのですが何で女の人だけが

お料理が出来ないといけないのだろうと

ずっと疑問に感じていました。

またそれと同時に

「女性はお料理が出来て当たり前」

という固定観念に私自身もずっととらわれて

いてそれがずっとしんどかったぐすん


発達障害の人はその特性から得意なこと、

不得意なことの差が大きくなっています。

人によって特性は違いますが私のように

マルチタスクが苦手な方は同時に複数の

ことをこなさないといけないお料理(や家事)

が苦手な方も多いと思います。

そしてお料理や家事を家庭で担うのは

まず女性。

(それもジェンダー・バイアスなのですが)

そこが発達障害を持つ女性が苦しむ原因に

なっていると私は感じています。

周りからのジェンダー・バイアスも

しんどいですが私は発達障害の女性自身も

このジェンダー・バイアスにとらわれすぎて

いる方が多いんじゃないかなあと思って

います。

お料理や家事が出来て当たり前。

細かいところまで気がついて当たり前。

ママ友達やご近所さん、親戚付き合いが

スムーズに出来て当たり前。

子育てが出来て当たり前。

控えめで当たり前…

こういう固定観念にみんなががんじがらめに

なりすぎているのではないでしょうかはてなマーク

もちろん私も含めて。


障害のあるなしに関わらず誰でも

得意不得意があります。

出来ない人は出来る人に助けてもらう。

出来る人は出来ない人を補う。

そういう考えがもっと広がれば障害者

だけではなく生きづらさを抱えるその他大勢の

方が自分らしく生きられるのでは

ないでしょうかはてなマーク

とは言っても今の世の中やっぱりまだまだ

「自分らしく」

生きるのは難しい世の中なのかも

知れませんね。

多様性などが叫ばれていたとしても。



ジェンダー・バイアスという言葉では

書いていませんが私が先日出版した本にも

この発達障害の女性特有の苦しみについて

少し触れさせていただいています。




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