発達障害の人は
雑談が苦手
という人が、多いと思います
その原因の一つは、発達障害の人は
ワーキングメモリーが
少ない
ために、大勢の人が一斉に話すと
聞き取れなくなったり、覚えきれなく
なったりするからだと、言われています
発達障害の人が、
耳からの情報よりも
目からの情報の方が
理解しやすい
というのも、このワーキングメモリーの
少なさが、関係してるのかも
知れませんよね
私も、まさしくこのタイプです
私は、自分が発達障害と分かる前
何で自分は、相手の話す事がすぐに理解
出来ず、疲れるのだろうと不思議でした。
原因は、発達障害の特性だった訳ですが
そんな私が、私なりに見つけた対策が
①聞き上手になる
というものでした。
真剣に、集中して話を聞かないと
内容が理解出来ないからという事も
ありましたが、とにかく必死で話を
聞くので、自然とうなづいたり相槌を
打つようになります
また、発達障害の本には
「〇〇なんだね
」と、オウム返しを
したり、相手の言った事に対して
質問したりするのも良いと、書かれて
いました
その他の対策についても、本に書かれて
いたので、紹介します
②出来る範囲で、コミュニケーション
大勢での会話、全てに集中すると疲れるので
隣の人との会話に集中するなど、自分が
聞き取れる範囲で会話をすると、良い
そう
ついつい、みんなの話を聞かなくちゃと
思いがちだけど、この隣の人との会話に
集中するという方法、なるほどなあと
思いました
③苦手な事を、伝える
「大勢で話す場所では、混乱してしまって…」
と、最初に伝えておくのも一つの方法
ですよね
この人は、こういう人なんだと周りが
理解してくれれば、助け舟を出してくれる
事も、あるかも知れませんね
雑談は、普通の人には簡単な事かも
知れませんが
・相手の話を、聞く
・頭の中で、理解をする
・自分の意見を、考える
・発言をする
と、一連の動作を瞬時にしなければならず
高いスキルが必要と、言われています。
発達障害の人にとっては、大変な作業とも
言えると、思います
複数の事を同時に出来ない
発達障害の人は、全てをこなそうと
しなくても、良いのではないでしょうか
私は、相手の話を聞く事に徹したおかげで
「ヘプバーンさんは、いつも優しく
話を聞いてくれる」とか
「話しやすい」と、言ってもらえました
それは、本当に嬉しかったですし
理解するのに時間はかかるけど、一生懸命
話を聞く努力をして良かったなあと
思えました
ただの雑談なのに、そんな大袈裟なと
普通の人は、思われるかも知れませんが
発達障害の人にとっては、本当に
大変な事。
そういった理解も、今後進んでいけば
良いなあと、願っています
（今回は、太田晴久先生の
「大人の発達障害 仕事・生活の困ったに
よりそう本」を、参考にさせていただき
ました
）
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