会費制結婚式に行ってきました | 記録

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会費制結婚式、というものに人生で初めて参加してきた。場所は銀座のホテル。
宴会場を小さく区切って、全部で30名ほどの小規模お披露目会だった。

一番びっくりしたのは、新郎新婦が普通に参列者と同じテーブルに座っていること。
えっ、高砂ないんだ!?
通常の結婚式では新郎新婦と全然話せないのが常なのに、今回はなんと同じテーブルにいるのでめちゃくちゃ普通に話せる。
これ、地味にいいかもしれない。

会費制1人1万円なので食事は立食かな~と思っていたら、ちゃんと席あり&フルコースが出てそこも驚いた。
ご飯の内容はやはりご祝儀3万円よりは普段に近い内容になるが、ランチとしては十分美味しいので無問題。

会の雰囲気自体がかなりカジュアルなので、新郎新婦や参列者こそ盛装ではあるものの、二人のご両親やご親戚はおらず、会場の豪勢な飾りつけもなし。
一般的なウェルカムスペースは会場内の一画に設けられており、自作のアルバムや結婚式(神社でご家族と)の写真もあって、ほっこりした。

それと、会場に華美な飾りつけがない代わりに、“新婦の高校時代の部活友人一同より“としてかわいいバルーンアートが飾ってあって、これもいいなと思った。
費用負担が少ない代わりに、こういうのをお願いするのもありなんだね。


個人的に最も嬉しかったのは、引き出物が“ない”こと。
引き出物って、結局あんまり要らなくない?と穿った見方をする人間なので、
「もらったら嬉しくないことはないけど、自分でお金を出してまで買おうとは思わない程度の特にほしくないもの」が勝手に費用に組み込まれているご祝儀3万円よりも、
手ぶらで帰れて1万円の方がはるかにありがたい。
一昔前の無駄に豪華なバブリー時代よりも、いらんものをそぎ落とした現代風の方が私の性に合っている。


多分新郎新婦の支度云々も通常と比べて簡易的だからだろう、会が終わってみんなでホテルのロビーでだべっていたら、1時間もしないうちに新婦が帰宅スタイルで現れた。

当然そこから再だべりが始まり、なんならちゃんとお店に移動してさらに喋った。
会の終了は15時過ぎだったのに、結局帰りの電車に乗ったのは21時を過ぎていた。しゃべりすぎな。


結婚式にン百万円かけたくはないが、ドレスは着たいし何かしらはやりたい人間にとって、会費制は最適解かもしれないと思った。
よい経験をありがとう。末永くお幸せに!