12月 | 記録

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自分のため、書きたいときだけ日記をつけます

"いつもの"とは、おジャ魔女でいうドド的な妖精とでも思ってください

コスメデコルテのフェイスパウダーをツイッターで見かけて買っちゃった。世間での通称がXだろうが、私は永遠にツイッターって呼ぶぞ。

普段デパコスにはあまり縁のない人間(平日はほぼメイクをしない)だけれど、たま~~にめっちゃ気になるものを発見することがあって、頻度としては年に1回あるかないかくらいなので遠慮なく買うことにしている。それが今回のコスメデコルテパウダーだ。
来年1月にリニューアルするらしいので、それまで待てばいいんだけれど、一旦「欲しい!」となったらもうスイッチが入ってしまう質なので、旧パケで早速購入。もちろんメルカリ。

色はかなり迷ったけれど、血色感を補ってくれそうなピンク(80番)に決定。田中みな実様も80番推しって言ってたし。迷ったのは11番で、こちらは粉の色が白い以外はラメも含めてほぼ80番と同じ。ちなみに、一番人気の00番はラメが入っていないらしいので、私の中では候補に入らなかった。

実際届いたら、とってもいい香り!めちゃくちゃデパコスって感じがする。皆さんのレビューによると、粉なのにしっとりするらしいので、冬の感想とファンデのマスク付着の取り持ち役になってくれたら嬉しい。
→いい感じ!細かいラメ(ゴールドっぽい)が華やかにしてくれる!乾燥しすぎな
い!冬はこれだ。



久しぶりにスタバに行って、チャイティーラテを頼んだ。なにこれ、めっっっちゃ美味しいね。香り立つスパイスとじんわり広がる甘味、至福。
しかし、公式サイトでカロリーと糖分の量を調べたところ、およそ飲み物1杯とは思えないものだったので、頻繁に飲むのは控えざるを得ない。たった1杯に何十gもの白砂糖、厚労省の推奨する1日分の糖分を軽く超える量だ。もう胃腸はアラサーであり、学生時代のような暴飲暴食は病に直結する。この間なんて、クリスピークリームドーナツを1つ丸ごと食べただけで、血糖値の乱高下で起き上がれなくなってしまった。あまりにも脆い。
さらに、スタバとあって価格も安定にお高めで、こちらの観点からも頻繁な飲用は避けるべき。でも…美味しいから…飲みたいじゃん…?

で、ここであまりにもくだらない回避策を思いついた。
グランテやベンティをあえて購入し、口をつけない状態で自宅に持ち帰り、カルピスの原液のごとく適宜薄めながら飲む、というもの。薄める液体はお湯ではなく豆乳や牛乳なのでミルキー感がプラスされて、原液扱いしても“味が薄い”とは全く感じない。さらに、結果として600円で4杯分くらいになるので、スタバ飲みたい欲もたっぷり満たされ、費用面でもコンビニコーヒーと大差ない状態に。
これだ…これで私も好きな時にスタバが…飲めます…!

なお、あまりにもチャイティーラテがおいしかったので、KALDIにて普通にチャイティーの茶葉を買ってきて自作してみたところ、スタバには及ばないまでもなかなかの出来。何よりも自宅から出なくていいのがラク(結局そこ)。
普段の楽しみは自宅で、飲みたいときはスタバで。快適なチャイティーライフが送れそうだ。
 


大学時代のいつメンの新居に遊びに行かせてもらった。学生時代は奥さんを含めた3人組でいつも一緒に授業を受けていた。
旦那さんとも顔見知りだったけれど、ちゃんと話したことはなかったので、今回がほぼ初のコンタクト。結果、予想よりもフレンドリーで自然体で軽口も叩いてくれるタイプで、人見知りには大変ありがたかった。顔が芸能人か?ってくらいイケメンなので、勝手に“怖い人だったらどうしよう…”などと心配していたのだけれど、それも杞憂に終わった。親友のご主人なんだから、もうちょっと信用してもよかったよなと後で思った。

3人組のもう1人も一緒にお宅訪問したのだけど、なんと彼女も結婚が決まりそうだという。よかった~~ご実家のご家族やら職場のブラックさやら、人生が大変そうすぎて心配していたのだけれど、ようやっと彼女の表情が明るくなってきていてほっとした。
なんだか、彼女があまりにも大変そうなので、自分の楽しみの話をするのさえ気が引けていたのだけれど、結婚が決まるとなれば話は別だ。自慢とかではなく、話したいことを普通に話せるのって、ストレスがなくて楽しい。
と、同時に、楽しい話題が話したいままに話せない関係性って、ちょっと異常だったよな…ということと、私は目の前に大変そうな人がいると、自分も“幸せじゃないです感“を無意識に出そうとしてしまって、自分の幸せを遠慮する性質があるということを発見した。
後者についてはおそらく解決策が2つあって、1つは相手に遠慮しない強靭なメンタルを身に着けること、2つ目はそもそも幸せそうな人としか付き合わないことだと考える。特に2つ目を意識して生活していきたい。


友人宅に赤ちゃんに会いに行ってきた。生後4か月、ぷくぷくの極み。
ご両親どちらも大学時代の友人なので、性格はある程度わかっていたつもりだけれど、特にお父さんの溺愛っぷりが凄かった。私の勝手なイメージだと、男性って育児
には“参加者”であって“主催者”ではないポジションを取るもんなのかな、と思っていたのだが、彼は完全に“主催者”だった。おむつ替えもミルクも抱っこも、普段
からお母さんと同じレベルでやっていることが一目瞭然。令和のお父さんは、こんなにちゃんと父親をやるのか。私の昭和の価値観もアップデートしなければ。

お父さんは待望の第一子に早期教育をしたいらしく、七田・公文・ピアノあたりが気になっているそう。私はたまたま七田式の教室に15年通った人間なので、ふんわりと教室の雰囲気を伝えてみた。
しかし、七田式も私が通っていた10年前と現在とでは、割と雰囲気が違うという話を聞いていたので(教室主催者の先生と腹を割って話せる関係で色々赤裸々に聞いたのでこれはガチ)、あまり詳細はお勧めできなかった。まあ、実際に体験教室に行って自分の目で確かめるのがいいわな。
私が通っていたころの七田は、「認めて褒めて愛して育てる」をモットーに、何よりも子供の自己肯定感を重視して得意を伸ばす教育をしていたように思う。よく広げた。よくハンカチに例えられるが、ある一部分をつまんで引っ張り上げたら(得意を伸ばしたら)、そのほかの部分もつられて自然と向上する、という考え方だ。教室長によってかなり自由裁量の幅が大きいので何とも言えないけれど、もし私に子供が生まれたら、真っ先に検討する習い事の一つであることは間違いない。それぐらい、本当にお世話になった。
私がもし他に検討するなら、ピアノと英語。幼少期でないと育たない耳があり、身に着けられない聴力があることは身にしみて感じているので。
とりあえず、クラシックとBBCをエンドレスで流しておけばまあまあいいんじゃないかと思っている。労力は
最小限に。私は我が子に教育は受けさせたいが、自分が頑張る類のことは壊滅的に続かないことを知っているからだ。

また、お母さんの妹さんがかなりのメンヘラ(というか、もはや精神疾患の域)を発症していることも話題に上がった。LINEの文面を見せてもらったが、もう四半世紀前の些細な出来事や結婚・妊娠などを引き合いに出して自責と他責を繰り返しているようなので、多分早々に専門のカウンセリングを受けたほうが良い。
これは、我が母の不眠→てんかん発症→自殺未遂→精神科通院→回復をすぐそばで見続けてきた経験から、自分の言葉で強くお勧めしておいた。放置してもいいことないから、こういうの。

さらに、同じタイミングで遊びに来ていた他の友人の、「おばあちゃんがショートに行っているので迎えに行く」「要介護2なんだよね」という言葉にも、その場で唯一反応できた。
ショートとは老人ホーム等で行われる一時宿泊(ショートステイ)の略であり、年齢を重ねて認知機能が落ちてくる等で一人での生活が難しい場合に、プロの目の行き届く環境で数日過ごせることで、家族・ご本人双方の負担を減らすことができる仕組みだ。うちの祖母も認知症で、特養にはさんざんお世話になった。要介護2がどういう状態かも手に取るようにわかる。
彼にはいろいろな事情があり、おばあちゃんとずっと2人で暮らしてきて、それ以外に頼れる身寄りはおらず、おばあちゃんの世話をできるのは彼一人だけの状態なので、「ショート」「要介護」という言葉から彼が直面しているのは何なのかも、少しわかってあげられる。身近な家族の死についても、彼と私は泣きながら互いを励まし合ったことがある。

・・・と、このたった半日で、「自分、結構いろんな経験してきたなあ」としみじみ思った。
幼児教育も心の病も介護も肉親の死も喪主も墓も相続も、もっと言うなら貧困も性被害も毒親も障がい者との関わりも、ちゃんと自分の言葉で語ることができ
る。もちろん私の主観においてだが、肉薄した温度を持って話すことができ、具体的なイメージを持って相談に乗れる。
それと同時に、「きれいごとや、わかったようなことを言わない」という品格も身に着いたように思う。
これまでの平坦でなかった自分の半生に、改めて“”お疲れ様“と言ってあげたくなった。




ゴールデンラビット、アホ楽しい。
たまたまテレビをつけたらやっていて、観るつもりなんぞ1mmもなかったのに気づいたら3時間丸々視聴していた。
空気感は、ほぼほぼオールスター感謝祭のそれ。平日朝の帯番組なのでチームは曜日ごとのレギュラー対抗なのだけど、日頃から培った連携と仲の良さで各チームの結束が固い。芸人さんがかなりの割合を占めているので、ガヤもお約束乱闘もリアクション芸も目白押し。年末の流し見として最高。ちなみに、手元のスマホで「翔んで埼玉」を観ながら流し見した。

大の大人が70人も集まって、ビリビリ椅子に悶絶し、1年間の放送を振り返り、麒麟・川島さんが言いそうなことを予想し、うまい棒の味で揉めて、食レポ一発ギャグ
やって、TBSの坂でリレーやって、忖度でゆるキャラが優勝して、一流シェフにリアクション大賞をあげて、〆はサンボマスターの生ライブだった。最高。
サンボマスターっていいよね。クサいことも今更な綺麗事も、サンボマスターが言うと真っすぐ心に入ってくる。
「偉そうだけど言わせてください、今年も生きててくれ
てありがとうー!」だけでもう、今年もすごくいい年になった気がした。

誰かがツイッターで言っていたことだが、平日午前10時台の番組をそこそこちゃんと見ている層には、何らかの理由で人生を立ち止まっている人も多くて、そんな人たちに「生きててくれてありがとう」はめっちゃくちゃいいプレゼントだったと思う。
サンボマスターが招待されたのは、ラヴィットのレギュラーにサンボのドラムの方がいるからなのだけど、ぜひ来年も〆はサンボマスターでお願いしたい。
あ、さすが、ドラムはめっちゃ上手かったです。さっきまでビリビリ椅子でお尻を押さえてうめいていた人と同一人物とは思えなかったです。

あと、南波アナのB’zモノマネが最高。一気にファンになった。割と似てるし、振り切ってるし、何より歌い終わった後ちょっと恥ずかしそうにするところが最高。元々NHKのアナウンサーだったのがTBSに転職したそうなのだけど、民放に来て解放(?)された部分があったんじゃないだろうか。
もちろんアナウンサーとしての実力は折り紙付きなのもとても良い。これから推していこうと思う。




年末、どうしても気になって「3月のライオン」を一気に読破した。
学生時代から何度も何度も読み返し、吐きそうなほど辛かった時期に何度も救われてきた作品。
登場人物が全員地道に一生懸命に生きている、後世に残したい名作だ。

読みながら、自分の視点が完全に保護者側になっていることに驚いた。
以前は自分自身が学生だったので、どちらかというと主人公の桐山君(19歳)やひなちゃん(16歳)、部分的にあかりさん(23歳)視点から、家庭の切り盛りや自分の居場所探し、どうやって生きていくかetc……を考えながら物語を捉えていたのだけど、
今は完全に林田先生や島田さん(36歳)視点。
若者の不安定さを見守りつつ、自分の人生を骨太に育て
ていく、器を大きく作っていく時期。

確かに、学生だったあの頃と比べて、自分の職場での立ち位置もできることもはっきりしたし、収入を得て自力で生活する腹積もりも堂に入ってきたし、それを軸に自分の人生を数十年単位で射程圏内に入れて生きる感覚も身に着いたし、そりゃあ島田さん視点にもなるってもんだ。私も大人になったな…