光を取り入れる暮らし 

むかしから、わたしは太陽の光が大好きです。


美容からみたら「紫外線」のマイナスイメージがどうしても強くて懸念したくなりますが、光の効果をわたしは毎日の生活の中で大切にしているので、たとえ紫外線が強い日だったとしても、太陽の光をとても尊く感じています。

不思議なもので、その日の体調によって、太陽の光がとてもキラキラして見えたり、かすんで見えたり様々です。

だからこそ、日常に取り入れる光はできるだけ「キラキラ」したものを意識しています。

 

わたしの家では、リビング・和室・寝室にそれぞれにサンキャッチャーをつるしています。

朝日や夕日の光を吸収して拡散させる虹色の光が、ベッドや壁に反射する姿がとても神秘的で、お部屋の中がクリーンになっていくのを感じます。

お部屋のカーテンやブラインドは、午前中すべて開けてしまいます。

日当たりがとても良いとは言えないお部屋なので、すべてを開放すると光が思いきり家の中に入ってくるのを感じます。

当然家の中は丸見えになるので、窓ぎわには大きめの観葉植物を置いたり、できるだけお部屋を片付けて「見せるお部屋」をキープするようにしています。

窓から光が差し込むお部屋と言うのは、お部屋そのものをきれいに保つことが出来ます。

外から入ったキラキラした光は、観葉植物の緑をより鮮やかにしてくれます。

スッと空気がとても澄んだような気持ちにもなれます。

疲れたな…と感じた時こそ、わたしは思い切り窓を開けて、カーテンで外からのいい気を遮断しないでお部屋の空気を流すようにしています。

 

光を取り入れたお部屋は、とても生き生きとします。

しっとりとした淀んだ空気がなくなり、過ごしている時間も軽やかです。

たとえストレスでイライラしていても、「飲まれない」過ごし方ができます。

気持ちの持ちようかもしれませんが、自分をそう「錯覚させる」ことも、時には大切だとわたしは思っています。

 

「空気がみずみずしいな…」

「体が軽くなったな…」

「今日はお部屋の中がとても透き通っているな…」

 

そう思えて行動をすると、驚くほど体は軽やかです。

 

毎日、いろんな感情やストレスで体はじわじわと鈍くなっていきます。

その感覚にすら気づかなくて、慢性化していくような気がします。

だからこそ、わたしはその鈍さに気付きやすいように毎日その日にリセットして、積もらせないように気を付けています。

出来る時にこまめにやっていくと、軽い空気にとても敏感になれると思います。

 

特別なことや、お金のかかることは長く続きません。

ただ、部屋を「解放」させてあげることで、毎日が軽やかになれるなら、ほんの少し、部屋を遮るものを一度取り払って、光を思いっきり家の中に招きいれてあげるだけです。


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 サンキャッチャー

「光をつかむ」と言う名の通り、太陽の光を集めて乱反射させてくれます。虹色の光は幻想的で見ているだけで心を穏やかにさせてくれます。比較的安価で手に入りやすい所もあるので、部屋の至る所に吊るしています。