「浮気」や「不倫」と一言で言っても、これらは法律上の用語ではありません。
法律上は、「不貞行為」があったかなかったかが重要になります。
不貞行為というのは、「配偶者のある人が、自由な意志に基づいて、配偶者以外の人と性的関係を結ぶこと」です。

例えば、「妻に内緒で女の人とご飯を食べに行っていた。」「休日に嘘をついて一緒
に買い物や映画に出かけていた。」というようなケースでは、「不貞行為」とはなりません。
そのため、このようなケースでは、相手の女性に対して慰謝料などを支払ってもらうことは難しいのです。

裁判などを検討している場合には、ご主人と浮気相手との間に「肉体関係」があったという証拠を残しておく必要があります。

右矢印次回は「この先相手とどうしていきたいか」を考えるということについて書いてみたいと思います。