前回釣行より1月以上経過し我慢の限界が来そうなタイミングでの心技体の釣行!素敵やん!
勿論、西岡遊漁にて8人でのチャーター便
雨予報の曇天の朝08:00出船 やっぱり潮の匂いはワクワクしますね
このままここにテントでも張ろうか( ´艸`)
前日は良かったとの事 ただ場所が伊予灘屈指の激流ポイント
秋ほどではないにせよ4ノットは出てるみたいで根掛かり注意報発令
今回の自分のテーマは3つ
1、YNJIGロングジグの有効性の検証
2、フック ODZ ジギングフック J-1の耐力性と耐久性のチェックと針掛かりの感度チャック
3、ライン シマノ タナトル8 3号 の耐力性チェック
1番のYNJIGロングはどの場面でも釣れる事はわかってるんだけど
どういう動かし方をすればオートマチックにヒットに持ち込めるかを実験、検証したい
製作段階では船長が海の上で鉛を削り、実際に2人で海中の動きを確認しながら製品になったのだが
前日夜に激流ポイントに入ると聞いて
潮流の早い場面と潮が動いていない場面のメソッドチェックが出来るチャンスが到来
頭の中で大体のイメージを作って望むことが出来る
2番は激流ポイントに入るなら当然根掛かりするし、その場合に自分が計測した耐力数値をどれくらいの感覚で超えるのか?
それにより根掛かり時に強引に引っ張り、リーダーで切る事により回収するか又は何とか根掛かり外して回収するかの選択が出来る
それと根掛かりや着底時にかかる負荷で針先の曲がり具合をチャックしたい
その後、家に帰り洗って保存して錆びるか?そのあたりを見たい
感度チェックは合わせでの掛かり易さと掛かってからバレ難いかのチェック
3番は根掛かり時の高負荷でPEがどこまで持つのか?実際に実戦でチェック
実釣開始!
私は左のトモから2番目で1番キャビンで休憩しやすいポジション(;^_^A
疲れやすいお年頃ですからσ(^_^;)
激流ポイントからのスタート
ジグはYNJIG ロング160g からスタートして底どり出来ない様なら重くしていく
水深60m 船長のアナウンスが状況の判断材料 56、52、50、38、えっ??一気に10mも上がった
32、28、25、上げてください!
一気に10mも上がる掛け上がりポイント、ゆっくりワンピッチで巻いてたら確実に根掛かりする(°Д°;≡°Д°;)
かと言って底を取らないと魚は釣れないし自分の中では伊予灘一の難所 クダコより此処が難しいと思う
とは言え秋の激流シーズンでは3回落とし直しが精いっぱいのポイントで4回は落とし直しが出来るからまだまし
いつもはジグを投げ斜めにしてスライド幅を取りやすくするのだが、ここでは投げると必ず根掛かりする
バーチカル1本勝負!と言っても実際は海表面の潮の速度の方が早いので船が先に流れジグは斜めになってるのだが
船はこの時、瀬に左前から入るが有利なのは左の後ろと右のドウ付近だと思う
釣り座に関しては、その時、そのポイント、風の向きや潮の流れ様々な要素があるのでどこが有利とは言えない
今回はチャーターなので好きな所を選ぶことが出来たが、休憩しやすいから(^_^;)と言うのも立派なポジションを選ぶポイントだと思う
それが良かったのか、このポイントではよいポジションになった
YNJIG ロング160g で何とか底取りは出来るが、瀬の頂上付近ではジグが流され底取り不可
でも瀬の頂上近いかなと思ったら速攻回収してるし(根掛かり防止の為)このまま続ける
本当は瀬の頂上付近に魚が付いてるのでやらなければならないのだが........... 鰤の釣れる時期にやります(((( ;°Д°))))
YNJIG ロング160g で続ける理由は潮が思ったほど早くなく(と言っても他所に比べたらかなり早い)
バランス的に巻きからのストップ時にジグを横に向けやすい ほぼオートマチックで横に向いてくれるのが理由
2回目の流し、水深40m付近で12m上げてストップしスライド横向きでテンションが抜けたままになった
思いきり合わせるとヒット!前回に比べると魚の引きは弱くなってるが瀬の流れもありトルクがある
船長にタモ入れしてもらいハマチゲット!
YNJIGロングはこの横向きへのオートマチックな運動が得意なのでこれが理想の潮が流れる時のヒットメソッド
フックに対する曲がる恐怖感は感じないし安定感もある 刺さりも魚を見る限りは奇麗に刺さっている
その後、根掛かり回収成功 フックが曲がる感覚は無いし、針先も傷んでいない
同じパターンでヒット!でも何か違う重いだけ(・Θ・;) はい!ハギでした
左のミヨシで長谷川さんがヒット!私にも止めのジグが横向きになった時にヒット!
長谷川さんのヒットで魚の活性が上がり、おこぼれ頂きました(`∀´)
しかし昨日とは違い活性が悪く周りの皆さんも触るも乗らずみたいなのが多い
同じ様な状況が続く、時折誰かの竿が曲がる程度
そんな中、Hさんが一人気を吐き竿を曲げる!氏曰く、釣りはリハビリ、夜の街はお散歩 リハビリなので頑張って釣りまくります(*^▽^*)
どんなに辛くても負けないその根性は尊敬に値します!
状況はやはり前日までに比べると、かなり悪く船長も首をかしげるのが見て取れる
もう一つの激流ポイントでヒット でもなんか重いだけ..... アコウでした
YNJIG ロング160gでアコウなんて!しかもしっかり口にかかってるし!(ー ー;)アコウは獰猛やな
釣れるであろう時間が来ても魚の影が薄いみたいで船長移動を決断
移動先のポイントは、まだ潮的には動いていない時間帯なので、もう少し後でポイントに入るつもりだったみたいだがジギング開始
自分的には潮が動いていない場面でのメソッドを確認できるので良かった
メソッドと言っても要はジグを如何に横に向けるかなので少し投げて巻きからのストップ時にロッドを若干跳ね上げる
これによりジグは横を向いてくれる テンションが抜けてる時間を多めに作ると言う事だ
このジグが横に向きテンションが抜ける(漂う)時間を作る動きをYNJIGロングは得意として楽に実現出来る
3回目の流し 底から10m位の所でストップしてジグを横に向ける テンションが抜けたままになる
合わせるとヒット! ハマチゲット!同じパターンで連続ヒット ジグはYNJIG ロング160g
周りも賑やかにあちこちでヒットの声!同時ヒットが多すぎて船長の手が周らず皆で手分けしてタモを入れるほど
だんだんと潮が早くなる 潮が早くなると根掛かりも増える ここも激流で起伏が激しいポイントなので根掛かりすると回収は難しい
この日4本根掛かりロスト 4本ともジグとリーダーの結び目で切れた 切れる場所としては計算通り
PEもリーダーもフックも以前計測した数値通りの働きをしている
PEは経験上もっと高切れがあるかな?と思ったけど皆無でシマノ タナトル8 3号 の強さと安定性が確認できた
潮が早くなるにつれストップ時の跳ね上げが必要なくなりオートマチックに横に向いてくれる
この状態が今日の食うパターンなので凄く楽なメソッド
後ろから瀬に流れるポイントなので、ある程度釣った自分は前の方とポジションチェンジしてミヨシへ!
一番不利なポジションだがリスク覚悟で横に遠投して遠くの魚を狙う
ジグはYNJIGロング190gへ変更 遠投するの少しでも早く着底さすために少し重くした
YNJIGロング自体はオートマチックに横に向いてくれるので魚と自分のタイミングが合えば釣れるはず
後は根掛かりとの闘い!着底した瞬間に根掛かりとかありえんヽ(`Д´)ノ
なんやかんやでオートマチック横向きパターンで8匹ゲット
根掛かりロストでYNJIGロングの手持ちが無くなりYNJIGセミロング130gと150gで3匹ゲット
パターンが分かれば再現性を持たせるだけなので勝手知ったるYNJIGセミロングなら自由に動かせる
しかしYNJIGロングは更に楽にオートマチックに動くのでパターンを余り意識せずにヒットに持ち込める
この利点は大きい 勿論自分の意志のまま動かせるYNJIGセミロングも使ってて楽しいが
初心者の方を同伴してのジギングなんかだとオートマチックに釣れるYNJIGロングをお勧めする
後、激流パターンにもYNJIGロングは非常に良い仕事をしてくれる
慣れてくると思った通りのスライド幅を自由に調整できるのが私のお気に入り!
このポイントのベイトは鰯 それでもYNJIGロングにヒットしてくる
その事から考えても鰤(ヤズから鰤)に関してはジグの大きさよりも挙動が大事だと推測している
食べ易い物を食べに来ると考えている
まだ釣れてるが時刻は夕刻になり納竿
今回も船長の感が冴えわたり終わってみれば皆さん よ~釣ってます!
私も久々に連続ヒットで疲れ果てた釣行でした
結果 今日のお題は全てクリアして次回からは安心感の増したタックルで臨むことが出来ます
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このブログでは ヤズ ~60センチ ハマチ~80センチ 鰤80オーバーと書きます
■■■■船宿■■■■■
西岡遊魚 中潮
■■■■■使用ルアー■■■■■
■■■■■タックル■■■■■
ROD: MC Works REAL FUSION 612LR
REEL: シマノ ステラSW6000PG
LINE :シマノ タナトル8 3号
SHOCK LEADER: シーガーフロロカーボン12号
HOOK: DECOY PIKEAS-03
HOOK: ODZ ジギングフック J-1
■■■■■釣果■■■■■
ハマチ 13匹
アコウ 1匹
ハギ 1匹