フックに関して | ジギング 伊予灘のジギング 心技体

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元 西岡遊魚テスター キクリンのブログ

自分が長く使ってるのはDECOY PIKE 3/0

刺さりが良く、曲がり難く、軽いので魚の吸い込みが良い

いろんなフックを試したが直感的に一番信頼性がおける製品だと思う。

長年掛かっての結論なのでそれ自体に問題は無いと確信している。

だが同じ様なフックがありコスト的にかなりお得なら?

でも信頼性に欠けるフックは使えない ならば検証してみるしかない!

 

気になって買ってきたフックはこれ!

ODZ ジギングフック J-1 ODZ自体はスイベル等で見た事があるメーカー

見た目DECOY PIKE 3/0にそっくり

画像上がJ-1

測ると若干太いと思われるが誤差の範囲程度 重量もほぼ一緒

J-1 3/0

PIKE 3/0

 

曲がりも一緒 アイの部分がJ-1の方が若干大きい

画像左がJ-1

さて強度実験 単純に鉄の棒に引っ掛けて、デジタル秤を付けて引っ張り、曲がる重量を測る

まずはDECOY PIKE 3/0

20kgの荷重 一気に曲がりました。

15kg 曲がりません。

16kg 曲がりません。

17kg 若干曲がりかける 感覚的にもここが限界

 

次はODZ ジギングフック J-1

20kgの荷重 一気に曲がりました。

15kg 曲がりません。

16kg 若干曲がりかける 感覚的にもここが限界

 

画像右がJ-1 

画像左右20kgの負荷で曲がったフック

 

 

念のため2回測定 同じ結果

約1kgの強度の差がある

次に貫通力 フックの先端をテッシュ箱に置き、荷重を掛けて刺さる重量を測る

 

まずはDECOY PIKE 3/0

0.43kgの荷重で貫通

次はODZ ジギングフック J-1

0.425kgの荷重で貫通

若干ながらODZ ジギングフック J-1の方が優勢

この実験は力の掛け方や角度で誤差が出るものと思う

だが指先の感覚でもODZ ジギングフック J-1の方が鋭いと思われる

 

最後にコスト

市販の価格を参考に割り出すと1本あたり

DECOY PIKE 3/0  \70円程度

ODZ ジギングフック J-1 \46円程度

圧倒的にODZ ジギングフック J-1 がコストパフォーマンスが良い

 

総合的に見てみると自分の今のシステムの限界値は

LINE :シマノ タナトル8/3号=15.2kgで破断

SHOCK LEADER: シーガーフロロカーボン12号=14kgでフックとの結束部で破断

HOOK: DECOY PIKE 3/0=17kgで曲がる

となり、フックをODZ ジギングフック J-1に変えても16kgで曲がる事を考えれば問題なさそうである

 

更に言えば自分の使用している

ステラSW6000PGの実用ドラグは10kg 最大ドラグは13kg それにロッドの復元力が加わるので

まず10kgを超える事は伊予灘では無いのではないか?と思われる

もしあるとすれば根掛かりか超大物 でも魚の場合なら上記のドラグ力を超えれないので曲がる事は無いだろう

もし変な掛かり方をして曲がるなら、その場合はどのフックでも同じ結果だろう

多分根掛かりで実釣検証する事になると思う

 

以上の理論から机上の計算ではコストパフォーマンスの高いODZ ジギングフック J-1がお得となったが

実際に釣行で使ってみて耐久性や魚の掛かり具合、針先の曲がり強度等 数値には表せない部分を主観的に探ってみようと思う

お金に余裕があるならDECOY PIKE 3/0

が信頼性は担保されているので択一なんですけどね!