昨日書きました

『世界のフィットネスクラブ市場』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-11955377801.html

の記事と同じHPに、日本と米国のゴルフ場の市場規模についても記載されていました。

それによると、

米国のゴルフ場の市場規模は211億ドル、プレイ人口は2500万人で、全人口の8%ほどです。

日本の場合は、ゴルフ場市場規模が114億ドル、プレイ人口は790万人で、全人口の6%ほど。


昨日紹介しましたフィットネス市場の数字を挙げて見ますと、

米国は市場規模が224億ドルで、会員数が5300万人、入会率が16%。

日本は市場規模が51億ドルで、会員数が400万人、入会率が3%。


日本のゴルフは衰退していると言われていますが、フィットネスクラブ市場と比較するとまだまだ大きいようです。

(これ以外にゴルフクラブやウェアの市場もあります)

この2つの数字は、よく見ると面白いデータです。

米国の場合は、ゴルフ場の市場とフィットネスクラブの市場はほぼ同じです。

でもプレイヤー/会員の面から見ると、ゴルフのプレイ人口はフィットネスクラブの会員数の半分です。

日本の場合は、ゴルフ場の市場はフィットネスクラブの市場規模の倍で、

プレイヤー/会員の面から見ると、米国とはちょうど逆で、ゴルフのプレイ人口はフィットネスクラブの会員数の2倍です。


ここからは数字のお遊びですが、

もし米国と同様に、日本でもフィットネスクラブ市場規模がゴルフ場の市場規模と同等まで拡大するとなると、今の市場規模の2倍になります。

単純計算では会員数も2倍になって、ゴルフのプレイ人口とほぼ同じになります。

ゴルフをする人と、フィットネスクラブに通う人の数が同じになるって、それほど実現不可能なことだとは思いません。

いきなり市場規模が2倍になるのは難しいかもしれませんが、もし実現したとしてもフィットネスクラブ入会率は6%で、まだまだ米国の半分以下で欧米諸国よりも低い値です。

数字だけ見てみると、フィットネスクラブ市場の先行きは明るいように思えませんか?