フィットネスクラブ業界の国際的な団体である『International Health, Racquet and Sportsclub Association(IHRSA)』のレポートによると、

世界のフィットネスクラブ市場規模は約780億ドル、施設数は165,000ほどだそうです。

会員数は約1億4千万人。

人口と入会者数の比(入会率)をみると、世界全体で2%ほど。

日本はずっと前から約3%で推移していますので、意外に「優秀?」と思いきや

この数字はアジアやアフリカなどのフィットネスクラブ文化がほとんどない国まで含めた数値。

フィットネスクラブの市場規模の国別トップ10を並べるとこんな感じです。

数字は、市場規模(百万ドル)、施設数、会員数(万人)、会員数人口比の順に並んでいます。

・米国 22,400 32,150 5,290 16.7%
・英国 6,194 6,019 790 12.3% 
・ドイツ 5,884 7,940 855 10.6%
・日本 5,133 3,572 405 3.2%
・スペイン 4,966 4,700 640 13.7%
・フランス 3,259 2,970 420 6.6%
・韓国 2,880 6,800 400 8.0%
・イタリア 2,738 6,500 420 7.0%
・カナダ 2,600 6,250 570 16.2%
・ブラジル 2,572 30,767 769 3.9%


欧米各国と比較してみると日本の低さが際立ちます。

こう見ると日本は劣等性。

逆に言うと、まだフィットネスクラブ市場が伸びる余地が多分にあると言う事ですね。

日本テレビもこういう状況を見て、ティップネス買収を決めたのかもしれません。