【トビヌメリ】

Repomucenus beniteguri (Jordan and Snyder, 1900)


●形態・特徴:

ネズミゴチに似ているが雄の成魚は背鰭の第1・2棘が糸状にのび、雌や未成魚の背鰭には白く縁取られた黒色斑がない。雄は臀鰭に黒褐色の縞模様をもつことなどで区別できる。 

セトヌメリは本種と酷似するが、セトヌメリの雄には臀鰭黒褐色の縞模様がなく、セトヌメリの雌や雄の未成魚では体側下部に長円形の白色斑をもつ(トビヌメリでは小さい円形の白斑になる)ことで区別できる。体長16cmに達する。


●分布:新潟~長崎、瀬戸内海、東京湾~高知。朝鮮半島南東岸。外洋性の沿岸か、開放性内湾の岸近くの砂底にすむ。


●生息環境:沿岸の砂底に生息し、外洋性の浜などで投げ釣りなどで釣れる。


⇒どんなお魚?

【トノサマダイ】

Chaetodon speculum Cuvier, 1831


●形態・特徴:

体色は一様に黄色で、体側上方に大きな楕円形の黒色斑をもつ。頭部には眼を通る黒色帯がある。腹部に白色縦線がないことでウミヅキチョウチョウウオと区別可能。体長15cm。


●分布:相模湾以南太平洋岸、琉球列島、南大東島、小笠原諸島。~インド-西太平洋。


●生息環境:サンゴ礁、岩礁域に生息する普通種。


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【トゲチョウチョウウオ】

Chaetodon auriga Forsskål, 1775


●形態・特徴:

成魚の背鰭後方の軟条は糸状に伸長する。体側には斜走帯がある。頭部には眼を通る黒色帯がある。背鰭軟条部には大きな黒色斑があるが、紅海産の個体では見られない。フウライチョウチョウウオと似ているが、本種では背鰭軟条が伸び、背鰭軟条に黒色斑があり、背鰭軟条基部から尾柄部を通る黒色帯がないことで区別可能。体長20cm。


●分布:茨城県以南の太平洋岸、兵庫県日本海側、九州北岸、琉球列島、南大東島、尖閣諸島、小笠原諸島。~インド-太平洋域、紅海、ガラパゴス諸島。


●生息環境:サンゴ礁域に生息する普通種。南日本の太平洋岸でも良くみられる。大型の個体も見られるが、九州以北では繁殖していないと思われる。


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