【ナイルティラピア】
Oreochromis niloticus
●形態・特徴:外国産
飼育個体は最大で80cm以上、3kg以上に成長することが知られている。体は側扁し、体側には明瞭な横帯が見られる。また、尾鰭にも、明瞭な横帯が見られるが、環状になっていることもある。産卵期の雄は、婚姻色を呈することが知られており、体側の横帯が消えて背鰭と尾鰭の縁辺が赤味を帯びる。
●分布:南日本。外来種。原産地はアフリカ大陸西部、ナイル水系、イスラエルであるが、世界中に広く導入されている。本種には7つの亜種があるとされるが、日本で繁殖しているものが、どの亜種になるのかは、いまのところ不明である。
●生息環境:カワスズメと同様に、水温や塩分の変化に強く、適性水温は24~30℃とされるが、生存が可能なのは10~40℃となっている。水温10℃以下には耐えられないようである。緩流域を好むため、河川下流域および汽水域や湖沼に多いが、河川中流域の淵やワンドのような環境でも見られる。