【シロシュモクザメ(マッコウカセ)】
Sphyrna zygaena
●形態・特徴:
丸い眼とよく発達した瞬膜がある。第1背びれは腹びれよりも前方にある。前方に大きく張り出した金槌状の頭が特徴的で、その前縁が丸く、中央部分は凹んでいない。扁平で鋭利な歯を持っている。海の表層から中層に生活するものが多い。夏には浅所にいる。性質はどう猛である。やや臭みがあるが肉が良質のため、食用としても重要な種である。煮物にしたり、練り製品の原料にする。ひれもフカヒレとして質がよい。マグロ類の延縄によくかかる。
●分布:北海道以南、世界の温帯・熱帯域
●生息環境:---
【ナヌカザメ】
Cephaloscyllium umbratile Jordan and Fowler, 1903
●形態・特徴:外国産
全長1mほどになる。体の地色は明るい茶色で、暗褐色をした鞍状の斑紋が頭部から尾鰭にかけて規則的に並ぶ。
頭部から尾鰭にかけて暗色および白色の斑点が散在する。
腹面の地色はより明るく、基本的に斑紋はない。
背鰭、臀鰭および尾鰭には暗色部および暗色斑点がある。
胸鰭と腹鰭の上面には前述と同様の斑紋がある。
第一背鰭は腹鰭の上にある。第二背鰭は、臀鰭と対在し、第一背鰭よりはるかに小さい。海水を胃袋に飲み込んで、体を膨らませることができる。
●分布:北海道から九州の太平洋岸、南西諸島および台湾にかけて分布する。
●生息環境:沿岸の浅所から水深450mほどの海底に生息する。