ルームメイト ３終（？）
このシリーズの続きが気になる方が多いみたいので、
つづきを。
ーーー
モロッコに遊びに来てるわけではない岩口です。
ルームメイト、
さっき爆音で英語のポップスを流しながら
シャワーを浴びて「バ〜イ」と軽快に出て行きました。
まあ、昼間だしシャワーを浴びてる間だけだから、
今回はよしとするか。
ゲロ吐いてトイレを汚してちっとも掃除しないので、
「こら、トイレを掃除しろよ！」って言っても
まったくしないので、
トイレ入りたいのに汚れてるから、使えないな〜とか言ってたら
「今寝てるんだから、ほっとけ」みたいに逆ギレされたので、
こっちもいらってきて、
「知らねえよ、それはお前の都合だ。こっちの生活の邪魔するな」
って言ったら
しばらくして、
しぶしぶトイレ掃除を始めた。
トイレ掃除が終わり また寝だしたので、
「ちょっと待て、俺はお前の親父でもお袋でもなんでもない。
部屋もお前だけの部屋じゃないのだから、きれいにして。」と言ったら
「もうやめてくれ、がみがみ言わないでくれ」とルームメイト。
と、彼はこんなことを切り出した。
「そもそも、日本人のあなたがなんで、こんなつまんない大学とかモロッコに来てるんだよ？」
というので、
それじゃあ話すけどと、
今までスーダンやサウジに滞在していた話、モロッコに来た目的を丁寧に説明した。
その後、
「もしあなたがこの部屋で生活するなら、他のルームメイトを探しなよ。それは君の自由だ。」
と伝えると、
「わかった。今回のことは悪かった。」
「話せてよかったよ。」と少しスッキリしたようすで、晩御飯を食べに行く！と部屋を去って行った。
泥酔したのも、彼女との喧嘩が原因で
「女心ってわかんないよね〜」みたいな話も、後でした。
彼曰く、大学には自分の意思で進学したわけでなく
他の学生のように富裕層でもまったくないと。
本当に理解したかどうかわからないけど、
そうやって他人に配慮しながら
大人の階段を登ってもらえれば、と思った昨日の夜だった。