ルームメイトの話

 

「ルームメイト」といっても

怖い話じゃないですw

(「深田恭子」さん、「北川景子」さんでググってね)

 

いま、交換留学生として

イフラン@モロッコに来ている岩口です。

 

モロッコの軽井沢と呼ばれる場所で

冬なのに窓が全開です。。。

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その理由は!?

 

ーーー

私の最初のルームメイトは、

ハムザという男性でした。

モロッコ人の学生で英語も堪能、大学のStudent Ambassdorという

交換留学生を支援するボランティアをやっていて

心強い学生だな・・・・と思っていました。

 

しかし、外国人との共同生活は難しかったようです。

部屋に戻ってくるとあんまり会話をしたくないタイプのようで

ほとんど寝てます。

私が部屋で過ごしているのも、なんだか落ち着かないようでした。

しばらくすると、突然私のfacebookメッセンジャーに

「部屋に戻ったんだけど、あなたは部屋にいなかった。

実は、今日か明日中に他のモロッコ人と一緒に住むことにした」

とのこと。

まあ、年齢も離れていたからやりにくかったんだろうね。

 

ーーー

1日、2日 二人部屋を一人で快適に過ごす。

 

ちなみに基本的に交換留学生は、モロッコ人とルームシェアすることになっている。

異文化教育の一貫ということでしょうか?

 

ある日授業が終わり部屋に帰ってきたら、

真っ暗な部屋にスヤスヤと寝息が

びっくりモロッコ人がベットに寝てるではないか!!!!

「モロッコ人のおばけ」かと思ってびっくりしたよ。

 

しばらくして、

「ハロ〜」との声

「ずっと寝てなくて、寝てるんだよ。はじめまして〜〇〇です」
っていうか、挨拶するなら 一回起きろよ。
「あー はじめまして。日本から来た岩口です」
そして、また寝る少年。。。。

その後、

部屋に戻っても、外出している彼。
いつの間にか私が寝ている真夜中に帰って来てるだろう彼。
朝もずっと寝ている彼。


簡単な挨拶だけして、3日くらいすぎた今日、

授業が終わり部屋に帰ったら

今日は部屋にいて 寝ている彼。

窓が全開なので、閉めたら・・・・

「ちょっと、暑いんだよ!」

「いやいや、こっちは寒いんだって」って私。

「風邪をひいてるんだよ、オイルヒーターも暑いし」

いやいや、学生寮自体があったかいのは私の責任じゃないし、、、、。

そしたら急にスマホで大音量でラップ音楽を流し始める彼。

「大学内のクリニックに行ったら?」「もう言ったよ!」

逆ギレされてもねえ、、、。

っていうか、

風邪ひいてるんだったら、早くいいなさ〜〜〜い!
風邪が移るじゃけん!!!

 

と思っていたら

お父さんとお母さんから電話着信。

シャワールームで、「風邪ひいた、体調悪い、もうやだ」なんて声が

アラビア語で聞こえます。

しばらくすると、

「出て行くから、窓をあけていいよ」って言い残し、

彼は出て言った。。。

 

空気の入れ替えをするのに、

しばらく窓を全開しておく午後7時。

 

英語ができても、

異文化との交流は難しいってことですね。

 

そして、

岩口のイフラン生活金曜日は

過ぎて行く。。。

 

(つづく)