心身共に落ち込んでいた時に目についた本。
この時期は読書をしても、中身は全く頭に入らなかった。
心が荒れると部屋が荒れるとはよく言ったものだと、ふと自分の部屋を見渡した。
ミニマリストさんやこんまりさんをはじめ、お片付け関連の本は読みやすく、色々と読み漁った。
そして一番しっくりきたのが、やましたひでこさんの断捨離を実践した方々を描いた本。
本といっても漫画なので、サクサクと読める。
久しぶりに、素直に頭の中に中身が入ってきた。
この本の中に、アメリカン・インディアンの格言があった。
It's good day to die.=今日は死ぬのにいい日だ
悔いなく生きよ、という意味だそう。
ドイツに行く時に、背中を押してくれたのは、今は亡き患者さんだった。
「やりたいことというのは生涯つきまとう。どんなにやりたいことをやっても、やりつくすことはない。でも自分が一番したかったことをやったから、人生に後悔はない。あなたも本当にやりたいことをやりなさい」
彼に出会わなければ、ドイツに行かなかったかもしれない。
いや、行けなかっただろう。
大きな勇気を踏み出させてくれた彼の言葉とリンクし、涙が止まらなかった。
その日から、今の自分に不要と思われるものをどんどん片づけた。
賞味期限が残っていても、おそらく食べきれないであろうと思われる食品は、職場の人が引き取ってくれた。
色々な物を片付けても、できた空間には別のものがやってくる。
それを眺めては、自問自答の日々。
心の隙間を埋めようとするかのように
物欲はやってくる。
今日死を迎えても大丈夫か?
Yes,It's good day to die.
著書の中に、この言葉と共に、いつ死んでもいい準備ができたら生きるエネルギーが湧いてきたと書かれていた。
今もまだ、片づけは続けている。
部屋の中には、私の心の中にある、モヤモヤとした心と執着がまだまだ溢れている。
スッキリした部屋とはいかないが、いつか、いつ死んでもいい準備を迎えられるようにしたい。
