メルヘンなカバーに惹かれて借りてみた。

人魚姫が題材のようなので、ファンタジーな感じを想像したのだが、カバーから感じられるようなメルヘンなストーリーではなかった。

ファンタジーとミステリーが組み合わさった感じ。

 

 

 

 

 

 

「グリムさん」という人が登場。

 

人魚姫の原作はアンデルセンなので、グリム兄弟とは別人なのだが、子どもの頃に両方読んでいたせいか、内容が従来の人魚姫とは別の物だからなのか、違和感なく読み進められた。

 

子どもの頃、人魚姫の結末が悲しくて読むのが嫌になったが、ディズニーでのリトルマーメイドの結末はハッピーエンドだったので嬉しかったのは覚えている。

童話なのになぜ暗いのか?

 

アンデルセンは苦労人だそうで、父は精神疾患を患い、母はアルコール依存症。幼少期は貧乏な生活だったらしい。

そういう生活から、『マッチ売りの少女』も誕生したのだろうか。

子どもの時は、悲しい話よりも、楽しくて夢がある話の方がいい。いずれは辛いことも経験するのだから。

そう思うのは私だけだろうか。

童話は教訓本でもあるから、男に溺れて自分を見失うな、魔女のように悪い人の口車に乗せられるな、さもないとこんな痛い目に合うぞ、という意味も『人魚姫』には含まれているのだろうか。

 

こちらの『人魚姫』の結末も、悲しくて切ない。