大学時代の同級生の1人が、初めての海外旅行のためにフリーマーケットで購入した青いスーツケース。
ラストは元の持ち主にまつわるエピソードが書かれている。
たった1つのスーツケースだが、利用した人だけでなく、スーツケースに関わった人々に多くの人生が影響されている。
「スーツケースの半分はお土産用にあけとくのよ」
初めて海外旅行に行く友人に向けた言葉。
私も同じことを言われたな、と思い出し頬が緩む。
旅って、非日常を味わえるのでワクワクする。
昔は観光を目一杯入れていたのだが、ある時、たまたま友人がワーホリをしていたバンクーバーへ訪れた際、観光地にはほとんど行かなかった。
キッチン付きのホテルに泊まっていたこともあり、外食もほとんど行かず、現地で調達したパンや野菜に果物食べたり、味がよくわからない冷凍食品を買ってみたり・・・。
そんな現地で暮らすような旅行を経験してみると、こんなゆったりとした旅行もいいな、と思った。
毎日忙しくしている日本を飛び出し、外国で暮らすようにのんびりと滞在して帰国した私に、同僚たちは口々に言った。
「もったいない」
「せっかくカナダまで行ったのに」
「そんなの日本でもできるじゃない」
そうなのだ。
日本でもウィークリーマンションをかりて滞在すれば、暮らすような旅は出来る。
欲張って観光地を周る旅
友だちとワイワイしながら周る旅
1人で気ままにのんびり周る旅
日本でも海外でも関係ない。
どの旅も、私にとっては大好きなスタイル。
コロナ明けのおかげであちこち旅に出かけられるようになった。
旅での写真もずいぶん溜まっているので、またいつかゆっくり記録していこう。
またスーツケースを持って旅に行こう。
ただし、私のスーツケースはブルーではなく、淡いピンクなのだが・・・
