実際はノンフィクションかと思いきや、実際に起きた事件の三面記事から小説家したフィクション。
三面記事からあれこれ想像することはあるが、実際に小説化してしまえるのは、さすがとしかいいようがない。
 
新聞も時代の変化と共に電子化されているが、電子版の新聞が三面記事というのだろうか。
そもそもネットニュースや電子新聞に慣れている若い人たちに、『三面記事』という言葉が通じるのだろうか?
 

 

 

 

昔はどこの家でも新聞はあって、受験前になると、学校では、どこの新聞社なのかと先生から聞かれることもあった。

受験のために、新聞契約を1つ増やしたり、新聞社を変えたりすることも珍しくなかった。

洗剤などの生活用品をもらえるため、新聞社の契約を変更する節約方法などもあった。

転勤族のご主人と結婚した友人は、新しい土地の情報を知るために、新聞社は必ず地元の新聞を契約していた。

 

今、ネット新聞を読む人が増え、電車の中で新聞紙を広げている人は見なくなった。

満員電車で新聞をいかに小さく広げて読む方法なんてものもあったが、知っている人はいるのだろうか?

昭和の懐かしい想い出だ。

 

 

新聞は減ったとはいえ、号外ニュースの時は、コンビニで紙の新聞紙が売れるのを見ると、まだまだ新聞紙は健在なのだと嬉しくなる。

 

電子書籍は場所を取らないので便利なのだが、やはり紙の本は好きだ。

新聞も久しぶりに読むと、やはり新聞紙独特の匂いが好きだと感じる。