待合室で待っていると、男性調停員のかたが来ました。
男性調停員(以下、調):『やはり、相手方は支払う気が無いそうです。』
私:『うわー…。
思った通り過ぎますねー(苦笑)。』
調:『いやー、私も事情が事情なのでかなり説得してみたんですが…。
相手方は「別件で、その分の婚姻費用を請求するように調停をしてもらって、支払いの審判が出るなら支払います。」っていうんですよ。』
私:『じゃあ別件で調停申し立てするのでいいです。』
何気なく言った一言に弁護士さんと男性調停員のかたが険しい顔をします。
弁護士さん(以下、弁)『…相手方、いやらしい言い方しますね…。』
弁護士さんの言葉に、男性調停員のかたも静かに頷きます。
私:『??』
ひとり、訳のわからない私。
弁:『…△△さん(私)、別件で調停しても【支払いの審判は出ない】んですよ。』
私:『???』
弁護士さんは男性調停員のかたのほうを向いて
弁:『裁判所のかたに、【そういう調停を申し立てても支払いの審判が出る可能性が有るのか】を確認していただけませんか?』
…と言い、男性調停員のかたも何かを悟ったように『わかりました』と待合室を後にしました。
まだ訳のわかっていない私に弁護士さんが説明をはじめました。
弁:『今回、今後の婚姻費用を決めますよね?』
私:『はい。』
弁:『通常は調停で婚姻費用を決定した場合、それ以前の婚姻費用の支払い義務は無いんです。
こちらも、それがわかっていて提案したんですが…。
…つまり、相手方の言うとおりに調停して過去分の支払いを求めても、時間とお金の無駄になる可能性が極めて高いです。』
私:『えー…!
あの悪徳弁護士(笑)、わざと私にやっても無駄なことさせるように提案してきたんですか?
有り得ない(怒)。』
弁:『そうですね(苦笑)。
今は調停委員さんが戻ってくるのを待ちましょう。』
せっかくスムーズに進んでいる調停だったのに、悪徳弁護士(笑)のムカつく提案で一時中断。
調停員のかたが戻ってくるころには、たくさん居た待合室の人数も私と弁護士さんだけになっていました。
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