天童市美術館を出た後は、そこから少し歩いて温泉街の方へ行きました。
天童市美術館と温泉街はちょうど小川で区切られている感じ。
で、面白いのは…
ちょっとした小川で隔てられているだけなのに、その川沿いに結構な規模の歓楽街があったこと。これぞ昔ながらの温泉街です。温泉に入って束の間の非日常に浸り、開放的な気分になったまま歓楽街で遊ぶというやつ。キャバクラにスナックにパブに風俗、一通りある感じでしたが、それがちょっとした小川一本を隔てて民家や公共施設に隣接している風景が面白かったです。山間の街の中で、日常と非日常、地元民と温泉観光客、官公庁・公共施設と猥雑な歓楽街etc… 相反するものが極めて狭い地域に共存する風景はなかなかレアなのでは。
地元民の民家のすぐ近くに、これぞ温泉街の宿!という多層建築なホテル。温泉街はもともと多層木造建築の宿が多く、その形式がそのまま現代のホテルにも受け継がれているというやつです。仙台でも秋保温泉街によく見られます。
そこからもうちょっと歩くと…
こんな閑静な温泉宿も出てきて…
その中に日帰り温泉施設の「天然温泉はな駒荘」があります。
ここは宿泊なしの日帰り専門の温泉施設で、今年で6年前にオープンしたまだ新しい施設です。もともと高齢者や市民の憩いの場として長年親しまれてきた市老人保養センター「かまた荘」と市民いこいの家「ふれあい荘」を集約し、さらに公衆浴場も一体化、そのため高齢者健康福祉施設でもあるそうです。そのためかご覧のとおり入湯料が激安!天然温泉なのに銭湯よりも安いです。
浴室は熱めの湯と程よい温度の湯の2種類の浴槽に洗い場のみというシンプルなものでしたが、それでも天然温泉なだけあって体の芯から温まる良いお湯でした。真夏に敢えてこうした温泉に入るのもいいもんです。ただこの値段のせいもあってかかなりの混み具合で、外からのお客さんと思しき人々と地元民の双方に人気の施設のようでした。
風呂上がりのアイスがこれまた最高。
なお、帰り道に知ったんですが、天童には歌川広重の浮世絵を展示する広重美術館や老舗酒造メーカーの出羽桜の出羽桜美術館と、私設美術館も充実しているようです。温泉街があって美術館も充実しているとか最高過ぎる!天童も何度も訪れたい街です。













