青森県立美術館にて開催されている奈良美智さんの大規模個展「奈良美智: The Beginning Place ここから」を見に行きました。展示作品点数が200点以上だったためもう圧倒されてしまいました。
約10年ぶりとなる同館での大規模な個展で、奈良さんの感性の起源や「はじまりの場所」を探る構成となっており、過去から現在までの作品が「家」「積層の時空」「旅」「NO WAR」「ロック喫茶「33 1/3」と小さな共同体」の計5つのテーマに沿って作品が展示されていました。
奈良さんの作品はストレートにナチズムをdisったり、またよく見るとルネッサンス、特に北方ルネッサンスの影響が伺える作品が見受けられましたが、奈良さんはドイツに留学後12年間在住していたそうなので、そりゃまあそうだろうなと納得しました。
奈良さんも店作りに参加し皿洗いやDJのバイトをしていたロック喫茶「33 1/3」の店舗再現。オーナーは地元のミュージシャンで普通のガレージを廃材でカスタムした店舗とのことですが、こんな渋い店が1977年に既に存在していた弘前の人材の層の厚さよ。人が街を作り、また街が人を作る。そりゃ綺羅星の如きミュージシャンが次々と輩出されるのも分かります。
それにしても青森県立美術館自体がむちゃくちゃ面白い美術館でした。深い溝を掘り込むような構造が多いのは、おそらく山内丸山遺跡の隣という立地にちなんでいるんだと思います。トレンチから遺物を発見するように深い溝のような構造の美術館で作品に出会うみたいな。
シャガールによるバレエ「アレコ」の背景画の展示も圧巻でした。



























































































