「お城の桜が満開だ!!」


文翔館を見学した後、軽い気持ちで山形城跡の霞城公園に行ったらバッチリ過ぎるくらい桜が満開でした。今年は仙台で満開の時期に雨が降ったので昼間の花見は無理かと思っていたんですが、思いがけず山形で花見ができたので結果オーライ。





どこを撮っても映える。これは二の丸東大手門で今はここが公園の入り口になっています。




あと場内の駐車場に車のまま入れる北門もあり。お堀がほぼそのままだから入り口はこの2か所のみです。



「むむ!まるまるした石の階段とは戦略的な」


敢えて丸っこい石で階段を作って櫓に登りにくくしているという戦略的建築。ここを登った上にある復元された櫓の中に入ることができます。






「なるほどここから矢や鉄砲を撃ちかけるわけか」


城砦建築の特徴的なルーバー式の窓。大手門をくぐってすぐの広いスペースやお堀側に面していて意図が丸わかり。



「山形城だから山!」


発掘調査で出土した430年前の最上氏時代の瓦。山形城なので◯に「山」というそのまんま過ぎるデザインに金箔を貼っていたという豪華絢爛さで、その金箔の跡がまだ残っているんだから凄い。そしてシンプルな瓦に触ることもできるという太っ腹な展示まで行われていました。







最上義光公騎馬像、城内の桜いろいろ、お堀の花筏、絵に描いたようなお花日和です。






ここは元県立病院の済生館だった山形市郷土館。これこそ地元の大工がイメージで洋館を建築しようとした「擬洋風建築」です。ステンドグラスをはめてるけどモチーフがセーマン (星形) で陰陽道の護符だし。残念ながら閉館時間後だったので次は中に入りたいです。