最近アニメ「魔神創造伝ワタル」のBlu-ray Box Vol.1を買いました。この作品はアマプラでほぼリアタイで見ていたのですが、美術と設定が練り込まれまくっており、その一方で純然たる子供向けホビアニとして非常に良くまとまった構成でムチャクチャ見応えがありました。大人と子供の双方が違った視点と解釈で同時に楽しめる作品という点においては、ドラえもんの系譜にも連なるのではと思います。ちゃんとした、というか能書きじみたレビューは改めてnoteあたりに書こうかなと思ってます。
で、これは手元に持っておきたいと思ってBlu-ray Boxの第1巻を買ったんですが、なんと予約特典でもなんでもなく「龍神丸」のプラモの限定ゴールドバージョンが付属していました。なんという太っ腹!
ということで早速作りました。絶対に某フリマサービスに放流した方が金になる貴重なプラモを作るこの背徳感よ。プラモは作ってなんぼだし玩具は動かしてなんぼ。
この龍神丸のプラモは、形自体は市販の普通の龍神丸と同じで、成形色が全てゴールドになった色違いバージョンです。ちなみに私が龍神丸のプラモを作るのはこれが初めてです。
成形色がゴールドといっても1色ではなく、フレーム(骨組み)と外装で色が違うしクリアパーツも「クリアのゴールド」なのが細かい。フレームの方がちょっとくすんだゴールドで外装が明るいブライトゴールド。
龍の矢(盾)の内部構造が歯車状になっているのが何気に凄い!開く角度を調節・保持できます。
ただ難点なのは、登竜剣を持たせる際に龍神丸の手の方を分解しなければならないこと。これだといくら塗膜が強い塗料で塗ってもいつか剥がれるでしょう。剣の方を分解する構造の方が親切だろうに。
あと右肩の龍頭を手や頭に付け替えることも可能。
もう一つ難点としては、合わせ目がバッチリ分かるところにあるのと肉抜き面積が結構広いこと。重號丸は合わせ目が目立たないところになっているかあらかじめ段落ちモールドになっていたし、肉抜き部分が本当に最小限で楽でした。もしかして重號丸は突出して良キットだったのでは。
重號丸で謎だった三つ目の穴は登竜剣を背負わせる際のパーツの差し込み穴でした。フレーム以外のパーツもある程度共通化されているっぽいですね。
そんなこんなで完成!
「ほほう!貴殿は金龍の魂を宿しているとな!流石に神々しいお姿ですな!」
このゴールド龍神丸もなんか神様っぽいヴィネット仕立てにしようかと検討中です。