新地駅で途中下車した目的はこれでした。



新地駅から徒歩で2〜3分程度の駅近のホテルに併設された、2019年オープンの天然温泉「つるしの湯」です。


つるしの湯公式サイト



ホテル併設の温泉ですが、900円のリーズナブル価格で日帰り入浴もOKです。実際地元民はスーパー銭湯的な利用をしているようで、多くの家族連れが訪れていました。それにしても震災からの復興中に温泉が出るとか、まさに命を奪いもするし与えもするアニミズムの荒ぶる神そのものです。


温泉の全体図。

主な内容は、ジャグジー機能付きの内湯、露天風呂2種類(うち1つが炭酸風呂)、サウナ、水風呂、岩盤浴。アカスリやリラクゼーションなど癒し処もあるほか、図書付き休憩スペースやレストラン、牛乳・アイス自販機といったスーパー銭湯の定番は一通り揃っています。





泉質は「アルカリ性単純温泉」で、ちょっと黄緑色に色付いたツルツルした質感のお湯で美肌効果が期待できるとのことでした。実際風呂上がりは特に化粧水なんかつけなくてもいいくらい顔がツルツルした感じになっていたし。

そして湯量が多いのか、水風呂やシャワーから出る湯のみならずトイレの水まで温泉由来という贅沢っぷり。湧き出ているのを使っているんだからそれでいいんだろうけど、どうしてももったいない!と思ってしまいました。


前の記事にも書きましたが新地駅周辺は東日本大震災の津波で甚大な被害があったところで、駅周辺はまだまだまっさらでガランとした雰囲気ではありましたが、むしろバイクを走らせやすいからか多くのバイカーが集い、また常磐線沿線の観光の拠点として泊まっている人もいるようでした。この「つるしの湯」が入っているホテルに宿泊して温泉にも入って周辺観光をしてもいいんじゃないでしょうか。


この写真のちょうど切れている左側に「つるしの湯」があります。