今回の上京は返りも高速バスだったので、出発時間まで銀座宝町の京橋界隈にある銭湯「銀座湯」に入って時間を潰しました。ここは入口を入ったら靴ロッカーがあり、番台があって脱衣所があって…という絵に描いたような昔ながらの銭湯です。浴室は室内のみ、壁には隅田川花火大会のタイル絵があり、湯船の湯は43度と熱めの江戸前風。浅い湯船と深い湯船の2種類があり、あとは洗い場というシンプルな構造です。シャンプーとボディソープは常備しているため、仕事帰りの勤め人やランナーの利用も多いそうです。創業は1975年とのことで、その歴史からか刺青のある人の利用もOK。実際に背中に見事な和彫りの女性も普通に入ってきて利用していました。
 
なに分狭いところなので長居には向きませんが、そもそも湯の温度が43度なのでゆっくり浸かってもいられません。ただこの温度なので、入浴と水シャワーの交互浴をすると結構”整い”ます。さっと熱めの湯で温まったらさっと出る、そんなせっかちな江戸っ子向けの銭湯なんでしょう。
 
営業時間は15:00~23:00で最終受付は22:30くらい。この立地なのでJRでも地下鉄でも徒歩数分で行けてしまう好立地。そもそも銀座で銭湯に入れること自体が意外だし貴重でした。