前のエントリからの続きみたいな記事です。

 

イベント出展のために滞在している東京・浜松町のホテルにはもちろんユニットバスがあるのですが、事前に「浜松町には港区が運営する公営銭湯がある」という情報を得ていたので行ってきました。公営銭湯「ふれあいの湯」に。

 

公営とは思えない普通の銭湯っぷり。それにしてもすごい住民サービスです。港区の施設ですが勿論区民以外も利用できます。
 
まず先に券売機で入浴券を買うスタイル。値段も東京の基本入浴料470円だけです。しかし大人が470円なだけで中学生は300円、さらに「中人」という細かい値段設定もあり(180円)、5歳以下に至っては80円という激安っぷり。繰り返しになりますが凄い区民サービスです。こりゃ家に風呂があっても定期的に通う人もいるでしょう。
 
浴室にシャンプー、リンス、ボディソープも備え付けられているとのことでしたが、300円でタオルを含む入浴セットが購入できるので財布さえあれば用が足ります。
 
突然現れるシャレオツなポスター。
 
フロア構成はこんな感じ。男湯と女湯でそもそもフロアが異なるというビル型の銭湯です。そのため浴室は狭く、5人も同時に入れば満員になる程度でしたが、幸い週末にも関わらずそんなに混んではいませんでした。終了2時間前という遅い時間が功を奏したのでしょうか。
 
湯の温度は40度とそこそこ高めで、カランもあるし立って使えるシャワーもあるしで、銭湯に必要な最低限の設備は整っていました。時間があれば休憩室も覗いてみたかったのですが時間がなくて叶わず。
 
東京のど真ん中、それも浜松町の高速道路のすぐ横で昔ながらのレトロな銭湯で湯に浸かるというのは、日常にポッカリ存在するちょっとした異次元のようで、470円で体験できるアトラクションとして考えると相当にコスパが高いといえます。
というかビジネスホテルのユニットバスに入るよりもずっと贅沢な時間が過ごせるのでオススメです。
 
施設の概要はこちら(港区HP)