仙台の老舗デパート「藤崎」でこのような展覧会が開催されていたので行ってきました。NHKのリアリティショー「猫のしっぽ カエルの手」でお馴染みのハーブ研究家・作家・ライフスタイルコーディネイターのベニシア・スタンリー・スミスさんの活動をまとめた展覧会で、奇しくも同じ期間に彼女の友達で現在は気仙沼を拠点に創作活動を行うニットアーティストの梅村マルティナさんの毛糸のフェアも開催されています。
 
ベニシアさんの番組は母が好きでよく見ており、それで私も知ったのですが、この展覧会では、彼女の京都・大原の家のガーデニングやキッチンを実物の草木や食器・器具等を使って再現し、写真パネルや彼女の描いた直筆のイラストと共に紹介していました。
 
高級百貨店の藤崎、造花で済ますはずがない。
 
基本的に展示物は撮影禁止でしたが、このように一部の装飾は撮影OKとなっていました。こういう部分的・全面的に撮影を許可する展覧会の方が今は主流ですからね。

 

 

 

 

 

 

ベニシアさん一家が手作りしたタイル張りの棚も似たような柄タイルで再現。

 

 

 

ガーデニングをしている人なら参考になるのでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NHKの「猫のしっぽ カエルの手」を見たことがあると、「これ番組内で見たな」という箇所が多々あり非常に見ごたえがありました。ちなみにこのストーブはベニシアさんの家で実際に使われていたヴィンテージのストーブだそうですが、そうなると現在のベニシアさんの家ではどうやって寒さをしのいでいるのでしょうか?別のストーブに変えたとか?
 

 

 

 

 

 

 

ベニシアさんは京都で集めたヴィンテージ&アンティークな家具や道具と海外のそれらを組み合わせて生活に取り入れており、その絶妙なミックスぶりのセンスが素晴らしいのですが、それが垣間見られる展示となっていました。あとベニシアさんの活動以外にも、彼女の夫の山岳写真家・梶山正さんの作品や、京都在住のアーティスト・職人といった彼女の友人達の作品も紹介しており、ベニシアさんのライフスタイルと共に京都の風土と周囲の人々の仕事ぶりも伺えました。

 

なお、鑑賞の際気になった箇所があります。それは現在のベニシアさんが「目が見えにくくなって」おり、そのため以前のような活動を控えているという事実。そしてベニシアさんが旅行した箇所を示す地図の中に宮城県がなく、それなのに仙台でこの展覧会が開催されていることです。もしかしてベニシアさんは来るべき日に備え、ぼちぼちこれまでの活動の集大成をまとめる段階に入ったのでは…ということもなんとなく伺える展覧会でした。