かなり間が空いてしまいました。
実は今まで2/22(金)~23日(土)に開催された起業フェス「Slush Tokyo 2019」のレポート記事(私が行ったのは金曜日のみ)、さらにそれに続く2/23(土)開催の東北最大のアプリ開発コンテスト「DA・TE・APPS! 2019」のレポート記事、さらにさらにそれに続く2/24(日)開催の仙台の起業フェス「TGA Demo Day」のレポート記事と、とにかくレポート記事ラッシュでてんてこ舞いでした。とりあえずSlush Tokyo 2019のレポート記事は全て書いたので、どうぞこちらからご覧ください。一覧になっています。
で、今回は1日しか見に行けなかったので昨年より本数は少なめですが、せっかくブースをいろいろ見て回ったので、vsmediaおよび寄稿先の記事では取り上げなかったブースおよびプロダクトの中で、個人的に「これは!」と思ったものをここでご紹介したいと思います。
それは、どんな角度から光を当ててもドンピシャでフィギュアの特定の場所に後光を射せる特殊シート「Floating Light」です。
こんな感じ。これはフィギュアの後ろ頭のすぐそばにムギ球がセットされていて発光しているのですが、良い感じに後光が差したような虹色の丸い光がフィギュアの後ろ頭の周りに広がります。それだけなら別に珍しくもなんともないのですが、フィギュアを見る人がどんな角度、どんな立ち位置に立っても、絶対に後光が動かず、かつただシートに反射しているのではなく、後光がシートの上に”浮かび上がっている”ように見えるのです。写真ではイマイチ伝わりませんが。つまり、3Dの光の演出をフィギュアに加えられるというわけです。
これはもうちょっと分かりやすいかも。
手の部分にLEDのムギ球を仕込んで、手から光が出ているような演出を加えている「作例」です。
これは特殊加工で光が立体的に乱反射に一か所に集まるようにした特殊シート「Floating Light」で、韓国光州に拠点を置くスタートアップのHONGCAが製作・販売しています。国内では以下のように聖母マリア像に使用したりと宗教関連にも営業しているそうで、日本向けにはフィギュア用アイテムとして売り込みつつも、イノベーティブなお寺などにも使って欲しいと思っているとのこと。
確かにこれはピッタリ。
また、インテリアへの応用やアート作品への応用も想定しているそうです。
小さいサイズのものはこのようにパッケージングして販売中(日本円換算でだいたい2000円)。もっと大きなサイズをtoB向けにも提供しており、目安は1m×1mが40ドル(だいたい5000円)、1m×50mが2000ドル(30万円)。
2000円くらいなら一般ユーザーでも買いやすい値段だし、もしこれがワンフェスあたりで販売されていたら、きっと買う人はいるのではないか?と思ってしまいました。まあ今回は初の日本向け営業ということで、Slush Tokyoという「起業・スタートアップ」がテーマのフェスに参加していましたが、それよりも模型系イベントに出展した方が脈があるとブースにいたスタッフの方に言っておきました。
本当に工夫しだいでいろいろな活用法ができる製品だと思うので、なんとか日本展開を成功させてほしいです。東急ハンズに売り込んでもいいかも。