今回の上京では、昨年新宿の市役所通りにできたばかりの新しいカプセルホテル「トランジット東京」に宿泊しました。ただひたすら市役所通りをまっすぐ大久保寄りのところまで歩くという分かりやす過ぎる道のりで、新宿駅から徒歩10分程度(おそらく大久保駅からも同様)、楽天トラベルの口コミでは「ホストクラブやキャバクラが多い」という立地がマイナス評価となっていましたが、私的にはそうした猥雑な雰囲気が嫌いではないので全く問題なしでした。むしろカプセルホテルが入っているビルの1階がドラッグストアで、近隣にコンビニも複数あるという便利さで、女性も宿泊可能なうえに新宿で一泊3000円台は貴重でしょう。

 

 

ホテルの受付はビルの4階。まずはここで受付を済ませてキーを受け取り、女性専用フロアの3階に下ります。

 

 

ラウンジ的なものもあるのですが、なんとビルの外で市役所通りに面しているというなかなかワイルドな場所。WiFiが入るので作業には問題ありませんが、室内着が半ズボンなので冬はなかなかキツイでしょう。ちなみに室内にラウンジは見当たりませんでした。

 

 

キーはバーコード式になっており、宿泊フロアに入る際に外のドアのスキャン機にバーコードをかざしてドアを開けます。このビルは廊下が外にしかなく、階段を使ってもエレベーターを使っても一旦外に出ないといけないようでした。

 

 

こちらは客室フロア。まあ普通の出来立てのあたらしいカプセルホテルですね。

 

 

ロッカーもシャワーブースも洗面台もトイレもカプセルも全部同じフロアにまとまっているので同線が非常にスムーズです。これが階層をまたいだ配置のところは移動がメチャクチャ面倒なんですよね。

 

 

室内は土足厳禁でスリッパに履き替えるシステムですが、見ての通りスリッパは使いまわし。もしそれが嫌な場合は受付で使い捨てスリッパを購入することもできます。

 

靴棚はなくこのようなカラーボックスに置くシステム。それが嫌な場合はロッカーの中に入れておきましょう。

 

 

 

こちらが宿泊フロア。カプセルのカーテンがカラフルなのが印象的です。

 

 

カプセルの中は特に変わったところはなし。まあ普通っちゃ普通ですね。

 

フックは2つ。ハンガーはロッカーの中に2本用意されています。

 

 

 

何気に充実しているのがコンテンツサービス。VODは全て無料で、SwitchとVRヘッドマウントディスプレイの貸し出しもあり。特にVRヘッドマウントディスプレイは、一体型&6軸対応のレノボのMirage Solo!ただ狭いカプセルホテルの中でどうやってMirage Soloで遊ぶんだという問題もありますが。でもまるっきりタダで30分も体験できるのは貴重ではないでしょうか。

 

コンセントは2つ。まあラップトップPCとスマホの充電ができればOK。

 

 
 

こちらは洗面台。ドライヤー、ヘアアイロン、ハンドソープ、洗顔ソープ、化粧水、乳液、歯ブラシ、カミソリ、ヘアゴム完備。ただしヘアブラシだけは使い捨てではなく、使用済みのものを消毒して使いまわすタイプでした。それが嫌な場合は持参するか現地調達しましょう。

 

あとお湯にも対応しているウォーターサーバーもあり。
 
シャワーブースはまあ普通。シャンプー、リンス、ボディソープ完備です。
 
 
ロッカーはハーフサイズなので大きなトランクは入らなそうです。機内持ち込みできる小型タイプならギリギリ入るかも?中には室内着とタオルが入った宿泊セットがあります。
 
ロッカールームには洗濯機と乾燥機もあるので長期滞在にも向いています。
 
私としては、ラウンジが外にしかないのが難点でしたが、これだけのアメニティと設備が揃っていて新宿で3000円台で宿泊できるカプセルホテルは非常に貴重だと思います。場所柄仕事、遊び、イベント・ライブ遠征のいずれにも適していると言えるでしょう。ちなみに近所にはライブハウス「新宿ホリデー」があったりします。
 
楽天トラベル内の詳細および予約ページはこちら

カプセルホテルトランジット新宿